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“キムタク”というカルチャー




先日、
読書noteに書いたときは読み途中だった
東野圭吾のマスカレードホテルを読了した。


ということで、
AmazonPrimeで映画も見た。
キムタクと長澤まさみのやつ。


刑事がホテルマンに扮して
殺人事件を解決するストーリーなのだけど、


映画がキムタクだと分かった上で
小説を読み始めたこともあって、
読んでても全てキムタクで脳内再生されたし、


実際に映画を観ても
当たり前に全て“キムタク”だったので、
感想も「うん、キムタクだわ」でした。


※もうここまでで
 6回も「キムタク」と言っている。
(タイトル含む)



そういやこの間散歩しているときにも、
キムタクのマックの広告を見かけて、



ちょいマックとか
いいじゃんマックとか
本当キムタクでしかないなぁって。
そう思ったんだったっけ。



別にすごいファンではないので、
全作品を熱く語れるわけではないけど、


キムタクのドラマや映画やCMって、
どれも『キムタクだったら〜』で表現できる。


あすなろ白書やロンバケまで遡っちゃうと
よくわからないんだけど、



キムタクが・・・

パイロットだったら?(GOOD LUCK)
検事だったら?(HERO)
アイスホッケー選手だったら?(プライド)
レーサーだったら?(エンジン)
シェフだったら?(グランメゾン東京)
カメラを持ったら?(NIKON)
ジーンズを履いたら?(Levis)
ウィダーインゼリーを飲んだら?(森永製菓)
家を買うとしたら?(タマホーム)



てな具合に、
どんな役であれ、キムタクが主語になる。


マスカレードホテルみたいに、
素の題材があったとしても、キムタク化される。
キムタクファーストって感じになる。


このキムタク現象には
賛否両論あるとは思うけど、
キャラを通り越したカリスマ性というか、
本当にすごいことだと思う。



そして、
これに似たシンボルが
日本には他3人いるとも思っていて。



矢沢永吉

ボクは別にいいんだけど、YAZAWAがなんて言うかな?に代表されるように、『えーちゃん』とか『YAZAWA』といった世界観は、本当に多くの国民に共有されている気がする。iPhoneで「やざわ」って入力してみ。YAZAWA現れるから。



本田圭佑

YAZAWAと似た原理だけど、心の中のリトル・ホンダに聞きましたに代表されるように、この人もまたレジェンドである。「ほんだ」の予測変換で出てくるHONDAは車のほうだろうけど。『本田△』『伸びしろですねぇ』とバズったように、メディア性のある人ってこういうことなんだろうなと思う。



しまじろう

自社の主力商品であるこの虎のキャラクターをオチで使うのもどうかと思うけど、こどもちゃれんじの部署で働く同期から、会議が進まなくて・・・という話をよく聞くので理由を聞くと、しまちゃんはこんなことは言わない、こんなことはしないと意見が割れたり割れなかったりするそう。裏を返せば、しまちゃん像の擦り合わせに時間を割き、しまちゃんという“イメージ”を考え抜き、作り上げているということ。それが全国、世界の子どもたちにアイコンとして届いているということ。




ネガティブな言い方をすれば、
決まったイメージが張り付いている
ということになるし、


キムタクたちも
それで苦労する場面があるのだろうけど、


あの人と言えばこうだよね、
と皆の中で共通言語として語れる
カルチャーがそこにはある。


す、ご、す、ぎ、る。



私もいつか誰かに
“ミゾマリ”というカルチャーnoteを
書いてもらえる日を夢見て・・・♪


大人しく明日の祝日に備えようと思います。
おやすみなさい。




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