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ベランダでのハーブの育苗とミミズコンポスト

以前の記事でもお伝えしましたが、私たちは自宅でハーブの苗を育苗しています。

私の家は、普通のマンションなんですが、ベランダや玄関先で種を撒き、畑に植え付けられるようになるまで育てるんです。ほとんど主人が担当しているんですが、私としては洗濯物の邪魔になるんで、「ちょっと~」って思うことがありますけど、立派にハーブを育てるために仕方ありませんね(笑)

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【鉢で育てているパチョリ(左)やバレリアン(右)。パチョリは気温が5℃を下回ると枯れてしまうので冬場は室内や温室に入れて管理します。鹿児島でも冬場の畑の気温は5℃を下回ってしまいます。】

鹿児島の気候に合わせるのが難しそうなハーブは畑に植えつけないで、試験的に大きめの鉢に植え、ベランダで育てるようにしています。ハーブは世界中にあるので、すべてのハーブを鹿児島の畑で育てることは難しいかなと。だけど、鉢に入れて育てることで、寒さが苦手なハーブは冬場は暖かい場所で管理して、春から秋にかけてはベランダで管理するようにしています。

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【温室で育苗中のハーブたち。こちらは4段式ビニール温室の木製タイプ。】

春に植えつけるハーブの苗を、まだ寒いうちから種を撒き育苗する場合は、室内はもちろんですが、ベランダでも温室とパネルヒーターを使用して育苗するようにしています。まあ、これがすごくスペースをとるから、邪魔なんですよね~(笑)

温室だけでは意味がなく、温室を利用する際は、必ずヒーターを併用します。じゃないとまったく温室の意味がありません。もっと薄いタイプのパネルヒーターが良かったのですが、価格も考慮してこちらのヒーターに落ち着いています。シンプルな構造だけあって壊れにくいのもグッドです。ちなみに3台使用していますが、まだ一度も壊れたことがありません。ただ、温室の一段を占拠してしまうので、なんとかならないかな~と思ってます。4段の温室だと、一番下の一段を占拠するので使用できるのが実質3段なのがもったいない。

ぶっちゃけ温室はなんでもいいです。ビニールになっていて、外気をある程度遮断できればOKです。私は、狭いベランダの空間を効率的に利用するために、背の高い4段式のビニール温室を利用しています。上記の武田コーポレーションかタカショーのビニール温室がありますが、特に違いはありません。

このタイプのビニール温室の欠点は、ビニールが破けやすいことです。すでに私は、何回かビニールを交換しました。ジッパー式の開閉になっていて、変な方向に力が入ると、すぐに破けてしまいます。

というよりも、早く専用の育苗場所が欲しい(笑)ベランダ育苗じゃなくて、ちゃんとした広い場所が(笑)しばらくは、ベランダ育苗で我慢しま~す。

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【今年初挑戦のムラサキ。根が紫色をしていて紫根と呼ばれ、昔から染料として利用されてきました。この紫根を使って、今はシャンプーを作っているので、何とか自前で作れないかと栽培を始めました。ちなみに、秋に種を撒き育苗して、春に植えつけ秋に収穫できます。とっても楽しみです。】

やっとここから本題です(笑)前置きが長い(笑)

ビニール温室やヒーターがあれば育苗できるのですが、これまでベランダで育苗してきて一番の課題は土でした。とにかく土が大量に必要なのです。これまでホームセンターでどれだけ土を購入したかわかりません(笑)

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【我が家のミミズコンポスト。気持ち悪いので中身はお見せしません(笑)ちなみに、私は中を見たことがない(笑)】

そこで目をつけたのが「ミミズコンポスト」です。ちなみに目を付けたのは旦那さんで、私は嫌でした(笑)

すべての土をまかなうのではなく、少しでも土の足しにならないかと。しかも自分たちの出した残飯が土になる。そうするとごみも減るし、土の足しにもなって、良いのではないかと。普通のコンポストでいいのに、なぜミミズなのかわかりませんが(笑)旦那さんいわく、普通のコンポストより管理に気を使う必要があるが、分解が早く処理能力が高いんだとか。まあ、私にとっては気持ち悪いので、旦那さんが全部管理することを条件にOKしました(笑)本当に、あのウネウネが・・・。自分でもよく、農業できるなと思ってます(笑)

ミミズは、普通の畑にいるミミズと違い、野菜くずや残飯を食べて分解してくれる種類なんだそうです。畑にいる大きなミミズは残飯とか食べてくれないそうです。ちなみに、シマミミズというお名前だそうです。

ちなみに、このあたりの情報は、旦那さんに聞きながら書いてます(笑)

シマミミズは自分の体重の半分の量を一日に分解できるそうです。これ、すごくないですか?50kgの人だったら、一日に25kgの食事をとることになる(笑)ミミズすごい。

で、私が一番心配したのが、ミミズって増え過ぎない?ということでした。増え過ぎたらあふれてきそうで、気持ち悪いし、いやだなと。そしたら、容器のサイズに合った数に落ち着くらしく、あふれることはないそうです。自然てすごいですね。

冬は気温が下がります。ミミズの活動が緩慢になるので日向で管理。夏場は逆に暑くなりすぎるので、日陰で管理する。こんなことも必要なようです。生き物ですからね。

ちょっといやなミミズコンポストでしたが、いい面は、本当にゴミが減るんです。生ごみが。もちろんあんまり与えない方が良い生ごみもあるんですが、それでも確実に生ごみが減りました。それがハーブ育苗の土になるなんて不思議な気分ですが。

あとは娘がとても興味を示すことです。毎朝、「ミミズさんに餌をあげる!」と喜んでベランダに出ていきます。そんな意味でも、ミミズコンポストはよかったかなと。

それにしても、早くベランダじゃなくて、広いところで育苗したい(笑)

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