オナラ・マリコ

オナラ・マリコ

    最近の記事

    自己一致がわからない

    『C.R.ロジャーズの「カウンセラーの中核三条件」におけるキリスト教的側面』鶴田一郎 大学教育出版 自己一致とは ロジャーズの教えである「自己一致」がどうしてもわからなかった。 よく言われるのは、あるがままの自分と思い込みの自分が一致すること。 意味がわからない。わからないので、わかりたくて手当たり次第ロジャーズについての本を読んでみようと手に取った本です。 読んでいるとスピリチュアリティの覚醒ということばがでてきた。説明の論拠は以下の文献にありますが、それよりも、結

      • 海浜幕張は、ある種の魅力《存在論的不安》を与える街だった。

        (halske.jp 2021年12月16日 バックアップ記事) 幕張ベイエリア視察のきっかけ 幕張は優劣ないから住みやすいとか言われているので、噂の幕張ベイエリアに来てみました。最寄りは海浜幕張駅です。そもそも少し前からよくTwitterで見かけていたんです。…タワマン所有者たちのやり合いを。港区は港区のプライドがあり、湾岸エリアは湾岸エリアのプライド。埼玉エリアもそれなりに競い合いがある。金額とロケーションだけでなく、職業、子育てなどなど。 マンションポエム=抽象的

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        • 『思い出のとしまえん』へ行きました。

          (halske.jp 2021年10月7日 バックアップ記事) 練馬区 石神井公園 ふるさと文化館(企画展示室)で開催中の企画展『思い出のとしまえん』へ行いきました。 第3章 広告にみる『としまえん』 というのも、毎年としまえんの広告はすごく攻めていました。遊園地の広告だからといって、子供向けというわけではないデザインです。こういうデザインが提案されるまではありそうですが、ユーモアがわからないと反対されそうです。 この広告、最高じゃないですか。これは平成2年(1990年)

          • 味覚・嗅覚障害 日記(新型コロナウイルス陽性)

            (halske.jp 2021年7月28日 バックアップ記事) 2021年8月末、新型コロナウイルスに感染しました。 そのとき、簡単なメモを取っていたので忘却録としてここに記します。 症状は人それぞれ、だそうですが、参考になれば幸いです。 【まとめ】味覚・嗅覚がないときに食べやすかったもの発症から6日目に味覚・嗅覚が感じられなくなった。 発症から19日目でわずかに味覚を取り戻すが、約2週間はほとんど何も味がしない日々を体験しました。味がしないというのは高熱でうなされるより

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            • オーディオから遠く離れて〜また、見つかった?  何が?永遠が?  真空管のEB Ⅲが

              (halske.jp 2021年7月28日 バックアップ記事) むかしむかしの話です。 わたし、マリコ・マリナ・オナラは真空管ソケットを販売していました。真空管ソケットについて詳しいから?いいえ、まったく詳しくはありませんでした。むしろ、真空管もまったく知らない平凡な女でございます。平凡な女が真空管ソケットを販売するために、勉強したことを思い出して書いてみます。 真空管について知識のないひとが、真空管ソケットを購入することはとても難しいことですが、そのような人は、そもそ

              • 『壁画・壁画たち』 『ブラックパンサーズ』アニエス・ヴァルダ

                (halske.jp 2021年7月16日 バックアップ記事) 作品名:壁画・壁画たち(原題:Mur Murs) 監督:アニエス・ヴァルダ 公開:1980年 ロサンゼルス市内にある壁画を撮影したドキュメンタリーで、ヴァルダのナレーションと壁画の制作者による壁画についての解説、そしてその地域に住む地元の人々による解説の映画です。 作品名:ブラックパンサーズ(原題:Black Panthers ) 監督:アニエス・ヴァルダ 公開:1968年 1967年、警察官ジョ

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                • 『今宵かぎりは…』『ラ・パロマ』ダニエル・シュミット再見+レナート・ベルタトーク

                  (halske.jp 2021年7月2日 バックアップ記事) ダニエル・シュミットをはじめてみたのは2014年のはダニエル・シュミット レトロスペクティヴでした。解説を求めて、いろんな文献を読んだ気がします。シュミットが上映の際はできるだけ行くようにしていますが、はじめてみた2014年以降なので、7年ぶりです。人気監督なので、もっと頻繁に再上映してほしいです。 『今宵かぎりは…』 Heute Nacht oder nie(1972) ニュー・ジャーマン・シネマを代表する1

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                  • ウィンダミア・ホテルが閉まるという噂を聞いて,2015年のダージリンの思い出を見つめた

                    (halske.jp 2021年7月20日 バックアップ記事) どうも,河口鬼太郎です. 1974年から18回ほどに厄介になったWindamre Hotelがロックアウトしてしまうのは淋しいものです. ダージリンの豊かな歴史を語る上で欠かせないウィンダミア・ホテルの噂を聞いて,昔の写真を眺めていました. ウィンダミア・ホテル最初の建物は1880年代に建てられたもので,イギリスやスコットランドの茶畑で働く独身者のための居心地の良い寄宿舎としてスタートし,第二次世界大戦の勃

                    • なんとか解説で『ジャック・リヴェット、夜警』の理解が深まった

                      (halske.jp 2021年5月23日 バックアップ記事) どうして『ジャック・リヴェット、夜警』というタイトルなのかな、なんて軽い気持ちで観たジャック・リヴェットのドキュメンタリーは、案外ずっしりした内容でしたので、忘却録を兼ねてこちらに記録しようと思いました。ほとんど、上映後の大寺眞輔さんの解説を聞いてまとめた内容です。 作品について『ジャック・リヴェット、夜警』 1990年/127分/モノクロ&カラー/ビデオ/フランス語・日本語字幕) 監督:クレール・ドゥニ

                      • 吉野家のテイクアウトで紅しょうがをたくさんもらう方法を考える

                        (halske.jp 2021年7月29日 バックアップ記事) はっきり言えない僕の性格僕はいつの間にか30歳を過ぎてしまっていた。 思い返せば平凡な人生を歩んできたように思えるし、事実そうだった。しかし、今立ち止まってみるのは、考えるべきことがあると感じたからだ。 何の目的もないまま大学へ進学し、卒業して、やはり何も目的もないまま就職をした。何も目的もなかったし、きちんと考えて就職したわけではなかったので、すぐにやめたくなって転職をした。次の職場では、それなりに楽しいと

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                        • 蓮實重彦の日記のなかに書かれていた山尾悠子の『飛ぶ孔雀』からはじまった

                          (halske.jp 2021年4月7日 バックアップ記事) 恥ずかしい話ですが、山尾悠子の作品はなにひとつ読んだことがありませんでした。 しかし先日、『新潮』2021年3月号の日記リレー特集で大トリ蓮實重彦の日記に山尾悠子の『飛ぶ孔雀』に触れた部分があり、引っかかったことがきっかけです。ちょうどTwitterでもご本にがそのことについてツイートしておりましたので、Twitterらしく気軽に返信してみたところご本人は「変な小説なのですが、よろしければ是非」と返信をいただきま

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                          • 荻窪のTitle(タイトル)2階ギャラリーで山田愼二写真展「詩人・田村隆一」を見て、詩人の旅(1991)を読む

                            (halske.jp 2021年3月19日 バックアップ記事) 詩人の旅は凡人の旅と違うのでしょうか。違うとしたら、何がちがうのでしょうか。それは、旅の仕方ではなく、まなざしが違うようです。『詩人の旅』(中公文庫)を読むとそれがよくわかります。 田村隆一は常に酒を飲んでいます。朝食が瓶ビールなんとことも珍しくないですし、喉が乾けば喫茶店でやはりビールを飲もうとしています。しかし、ただの呑んだくれとはもちろん、ちがいます。 隠岐のレストランにいるマダムを密かにマーナー・ロ

                            • 『すし通』〜鮨にまつわる書物を読んで、鮨について思いを巡らせる〜

                              (halske.jp 2021年3月5日 バックアップ記事) この本のキャッチコピーには「昭和五年に世に出た、鮨の名著」とありますが、昭和五年と言われてもピンとこないので「昭和五年」と検索してみると1930年のことで、関東大震災は起きているものの、第二次世界大戦前ということでした。すごく前のような気もしますがフランス文学でたとえると、『失われた時を求めて』はすでに書かれているし、『ボヴァリー夫人』はとうの昔に書かれています。セリーヌの『夜の果てへの旅』は1932年で、サルト

                              • 「北海道は寒くない」と主張する人々

                                (halske.jp 2021年2月25日 バックアップ記事) 社会人になる前だか、なりたてに読んだ『目白雑録(ひびのあれこれ)』(朝日文庫)は、ほとんど人の悪口でそれが面白いと思って読んでいましたが、また読み返していると自分の社会人生活が長くなったことで心当たりある人物像が身の回りにも存在するのだ、と改めて実感しました。 オヤジというのは「北海道は寒くない」と言い張ったりする、というエピソードがあります。北海道では室温を高く設定しているから東京より暖かなのだ、と主張する

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                                • ビビンパ(1990)清水義範 講談社文庫

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                                  • ア・ゴースト・ストーリー(2017)デヴィッド・ロウリー

                                    (halske.jp 2021年2月14日 バックアップ記事) デヴィッド・ロウリーは蓮實重彦『見るレッスン』を読むまで知りませんでした。  少し前(2018)『さらば愛しきアウトロー』が公開されたときはロバート・レッドフォードの引退作として話題になったことは記憶にありました。しかし、ロバート・レッドフォードより『さらば愛しきアウトロー』というタイトルが嫌でまったく観ようとしませんでした。今思うとなんて愚かなことでしょうか。原題The Old Man & the Gunだ