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【虹色のきものの作り方③】下絵を反物にトレースする


こんにちは,マリッコです。
じわじわと進んでいる娘の七五三プロジェクト,今回は刺繍の下絵を反物に写すところです。

下絵を完成させる

前回,大体の場所を考えました。

少し図案がシンプルだったので,本人の希望も入れて肉付けしていきます。ゴタゴタした感じにならないように,全体のバランスを考えつつ。
こんなときに,絵心があったらなぁと思う画伯マリッコ。

鬼監督(娘)「お花はたっぷり入れてね,色は濃いのはダメね

左肩から左袖にかけてと,左のお袖の下の部分(前)。
お袖を広げた時にも模様がつながることを夢みて,左前身頃から左袖の下の部分にリンクするように描きました。うまくいくかな。。。


フリクションペンで下絵を写す

下絵を写すにあたって,少し前に作成した空き箱を利用したトレース台はもちろん使用しますが…

何を使って写したものか…

いろいろな手法があるようですが,ネットで調べて,フリクションペンを使用することにしました。
ペンだけれど,こすると消えるというアレです。
実はこすらなくても,結局高温を当てれば消えるということなので,アイロンと仲良しの刺繍にはぴったり!
ただ,熱を加えるとインクが透明になるだけで,完全に消えるわけではなく,低温では色が戻る可能性もあると指摘されています。
また,メーカーでは筆記用以外での使用は推奨していないので,あくまで自己判断で。
今回は,そのなかでもファインライナーというシリーズに白羽の矢をたてました。

でも,意外と「店舗で売っていない」「1色だけで扱っていない」というネットの声も多く…
フリクションペン数あれど,このファインライナーを探すのは難しいのかな,と思っていたところ…

こんな表示を見つけてですね。
え,もしや100均にあるの?と調べていったら,なんとあったんですね我らがダイソーに。
本家本元が出しているファインライナーが単品で110円(税込)で。

何となくで青を購入。これで写していきますよ!
場所を確かめつつ,待ち針で固定していきます。
最終的に図案の上に反物,になるようにするので,ウラを上にした反物に,裏返した図案を載せて固定していきました。
繋がった模様を描きたいので,お袖が付いていないだけで,背中心・脇は縫い合わさっている状態です。

トレース台の上に,下絵,反物の順になるように重ねて,ライトをつけてフリクションペンでなぞっていきます。

だいたい写せました。
実際にやってみると,おくみの部分にユニコーンのメインの部分が重なってしまっていたことが分かったので,ユニコーンだけずらしました。
ここで,背中心と脇の縫い目を外します。
(おくみは外さないことにしました)
縫い代になっていた部分にも下絵を追加しました。

左の肩からお袖にかけての模様も,途切れないように写します。

お袖の下の部分は,好奇心に負けて先に刺してしまったリボン刺繍です。
自作の刺繍台でちまちま刺しました。
これで,本体の部分も頑張って進めていきます。

#虹色のきものをさがして
#虹色のきものの作り方

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