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世界人材ランキング:日本からグローバル人材は生まれるのか

スイスのビジネススクール「IMD」が発表している世界人材ランキングの2019年版を調べていたところ想像以上に日本の状況がひどかったので、自分の理解を深めるのと同時にnoteにまとめてみる。
*データは以下オリジナルのPDFから引っ張ってきてます

世界人材ランキングは、どれだけ高い技術者が集まっていて、人材にどれだけ投資しているのかというランキングである。熟練した教育を受けた労働者の育成は競争力を強化し、長期的な繁栄を可能にするという。特にこのランキングは、AI、ロボティクスなど新たなテクノロジー(第四次産業)で活躍する人材を指す。

結論からいうと、日本のランキングは、63位中35位。(前年比-6位)

3つのジャンルがあり、①投資・開発②魅力③準備に分けられる。投資・開発においては、国内の人材にどれだけ投資しているか。いわゆる教育や、女性労働率、健康インフラなど、人が働く上で必要な投資がどれだけ行われているか競っている。魅力は、労働者のモチベーションや高スキル外国人労働者の雇用、所得税率など、働きたいと思える国かを指す。最後に、準備は人材プールの活用を主とし、大学教育や留学生数、スキルといった、優秀な人材を育成しているかを指す。

これらを踏まえて、以下の図を見ると、3つの分野において特に、準備が低いのが見受けられる。

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日本の教育はやばいみたいな話はよく聞くが、本当にそのとおりで、世界的に見て、どんどん遅れているのをより一層感じる。世界史の教科書丸暗記するだけでは世界で戦えないということだ。

「グローバル人材」と散々掲げているが、世界に行きたかったら留学するっていうのが風潮になっていて、自分の国で最高の教育は受けられないのか、と呆れる。世界を見た優秀な人材はどんどん世界に流れていくだろうし、このランキングを見ると、優秀な人材を国内に残すことを軽視してないだろうか?とも捉えられる

優秀な人材を確保するためにいろんな施策を打っているのも知ってる上で、やっぱりこういう世界レベルで日本を見るとまだまだだなと感じた。

更にいうと、これは日本のランキングの過去の推移である。常に、③準備がとても弱く、他の分野においても年々下がっている。ただでさえ、少子化が進んでいるのに、数少ない人材への投資が世界的に見て低いのはまずいんじゃないか。と純粋に思った。

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ちょっとスクロールしたら出てきた、ヨルダンのグラフが日本と全然違くて思わず「なにがあったん?」って突っ込んでしまうようなものだったので載せておく。

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こんな感じでいろんなご縁があってお手伝いしているプロジェクトで、今回のデータに出会ったのだが、不意の学びにしては深すぎた。これで卒論書けそうなんて思いながらメモ程度に残しておきます。

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毎日note 12歳で単身留学をし、現在大学4年生日本にいます🇯🇵Slush Tokyoというスタートアップイベントを運営し、現在はBARKというコミュニティビルディングをしていますhttps://joinbark.org/ キャッシュレス、ITに興味津々