子供に特化したYouTubeアプリ
保育園や学校自粛で24時間子供の相手をしているとどうしても動画に頼ってしまうとき…ありますよね。でも小さい子供にそんな与えてしまっていいのか…YouTubeを見せると気づいたら全然意図していないチャンネルを見てる…そんなときは子供向けのYouTubeアプリ「YouTube Kids」がおすすめです。
昨日はYouTube Music(音楽サブスク)+200円で、広告無し・バックグラウンド再生ができるなどお得なYouTube Premiumについてご紹介しました。
そこで出てきたYouTube Kidsについて改めてご紹介。
1.YouTube Kidsとは
お子様がより簡単により楽しく、自分で探索しながら新しい発見と好奇心を満たす体験ができ、その過程を保護者が管理できるアプリです。(アプリの説明より引用)
通常のYouTubeと違って、安全に子供が使えるように作られた「子供向けYouTube」です。
2017年にリリースされ、Android、iOSだけでなくWebでも使うことができます。
次にYouTube Kidsの特徴についてご紹介。
2.ファミリー向けのコンテンツが対象
YouTubeにあげられたどんな動画も見られる通常のアプリに対して、YouTube Kidsではファミリー向けのコンテンツのみを対象にしています。
①AIによる自動フィルタ
②スタッフによる審査
③保護者からのフィードバック
によって安全なコンテンツが提供できるように維持がされています。
最大8つ(8人分)までプロフィール設定が可能。こどもの年齢に応じて [未就学児向け]、[小学校低学年向け]、[小学校高学年向け] からコンテンツ設定を選択できます。
3.保護者が制限・カスタムできる
保護者が子供のことを制限する、という響き自体はあまり好みではないのですが、そうはいっても善悪の判断や価値観の形成の過渡期である子供において、一定の親の干渉は必要だと考えています。
(これがいい年(時には成人)になっても続いていると大変厄介なのですが)
この親の干渉のバランスというのはなんとも難しいもので、何でもかんでも管理するべきものでもないし、かといって何でも子供に丸投げというわけにもいかない。その微妙なバランスに、なんとなくむず痒さを抱えながらこの記事を書いています。
①利用時間の制限
アプリのタイマー機能を使うことで子供の動画視聴時間を管理できます。親がもうやめなさい、といっても子供はなかなか聞きませんが、アプリが終わり!と終わってしまうとどうしようもないわけで一定の効果はありそうです。
同様に親がお風呂よ、というよりもAlexaに言ってもらうほうが効果的です。
ちなみに以前Alexaについて3回にわたって熱く語ったnoteはこちら。
②再生履歴の確認
[もういちど見る] ページを確認するだけで、我が子が何に興味を持っているのかを知ることができます。
③コンテンツのブロック
不適切と思われる動画やチャンネル自体をブロックし、再び表示されないようにすることができます。
④指定したコンテンツのみ視聴可能にする
こどもが視聴できるコンテンツを完全に管理したい場合は、[許可したコンテンツのみを表示] モードを選択。
保護者が選択し許可した動画・チャンネル・コレクションのみを視聴でき、子供は動画を検索できません。
4.まだまだ改善の余地はあるけれど…
個人的に、子供のおもちゃで遊んでる様子を見せる動画や、甲高い声でテンション高く遊んでいる動画などはちょっと苦手です。
そういう動画は入ってないのかと思ったけれど、いわゆる「子供向けに制作されている動画」は対象のようで、普通にYouTube Kidsでも見れます。なので個人的に見せたくないチャンネルがあるときにはどんどんブロックしていくしかないんですよね。
逆に「子供向け」と指定されていない動画にだってとっても興味深い動画はたくさんあります。子供には無限大の可能性があって、大人が思っている以上にいろんな情報を自分なりに理解することだってできます。大人が勝手に子供を見くびって範囲を狭めてしまうというのもよろしくない。
「YouTubeが認定した子供向けにふさわしい動画」と「親が考える子供に見せたい動画」にはやや乖離があるような気もしています。
それにエルサゲート(子供にとって不適切なテーマを扱った動画で、巧妙に子供向け番組に紛れてくる)の動画も完全に排除できる、といった様子でもなさそう。適宜スタッフおよびユーザーからの通報と、イタチごっこといったところでしょうか。
5.まとめ
と最後の方はおすすめする気ゼロなのかな、みたいな言葉を並べてしまいましたが、もちろんYouTube本体のアプリで見せるより断然いいです。
また、昨日紹介したYouTube Premiumに入っていればKidsアプリでも広告が流れないのでおすすめ。
お気に入りの映画DVDを持ってお出かけする、みたいな感覚で
素敵だなと思うコンテンツだけを選択して、それだけを見るようにする、と割り切ってもいいのかも知れません。
動画コンテンツはどんどんいいものがでてきています。
AmazonのKids専用端末や、その他知育系アプリなども使い方次第でこどもも好奇心をもってわくわく学べるんじゃないかな。
結局は
・小さい頃はYouTube Kidsなどを使って極力不適切な動画を見せないようにすること
・動画をただ与えて長時間放置ではなく、あくまでも一時的に使うもしくはリアルと融合した形で使う
・絶対動画は見せるべきではない!というより結局は親の関わりが大事だってこと
なんじゃないかなと思っています。
おすすめの知育アプリなんかもこれから紹介していきたいな。
それではまた。
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