見出し画像

CDと音楽のちから

私が人生ではじめて、CDを買ったのは高校生の時でした。
当時、YouTubeで様々な音楽を聴いていたものの、自分の中で1番好きなバンドは居らず、お小遣いも限られていたため、CDはレンタルして聴くものでした。しかし、そんな常識を壊してくれるバンドに出逢います。
それはKANA-BOONでした。

ちなみにですが、KANA-BOONとは…

画像1

大阪・堺出身の3人組ロックバンド。 
2012年4月、キューン20イヤーズオーディションにて4,000組の応募者の中から優勝し、
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのオープニングアクトを務めたことで話題に。
2013年9月メジャーデビュー。1stアルバム「DOPPEL」がいきなりオリコン初登場3位を獲得、
翌年地元大阪にて、初の野外ワンマン「KANA-BOON野外ワンマン ヨイサヨイサのただいまつり! in 泉大津フェニックス」を開催し16,320人を動員。
(オフィシャルサイトより抜粋)

KANA-BOONとの最初の出会いは、高校生の時、体育のマラソンの授業で流れていたないものねだりでした。

なんともチャーハンが食べたくなりますね。
それはさておき、運良くKANA-BOONと出逢えた私は、お家に帰ってからYouTubeでKANA-BOONの楽曲を聴くことにしました。
ないものねだり、盛者必衰の理、お断り、1.2.step to youを聴いた後、ミニアルバムとアルバムをレンタルしました。
KANA-BOONの魅力に魅せられて来ていた私は、ある日ニューシングルのお知らせに気づきます。
そのシングルの名前は結晶星、でした。

「結晶星」(けっしょうせい)は、2014年2月26日、Ki/oon Musicからリリースされた日本のロックバンド、KANA-BOONの楽曲で、メジャー2ndシングル。
(Wikipediaより抜粋)

いつもならレンタルが出来るようになるまで待っているのですが、待ちきれない自分がいることに気づき、CDを予約しました。
自分の1番大好きなものがないことが悩みだったので、やっと見つけられたかもしれない!と、流れ星を見つけたみたいに嬉しかったのを覚えています。

そしてその直感は当たっていて、今でも私のいちばん大好きなものはKANA-BOONの存在です。
いかんせん、古賀隼斗さんのギターがかっこいいんです。
人によって曲の聴き方はそれぞれだと思いますが、私はよくギターの音色からイメージや情景を連想させて聴いています。

そこで結晶星のお話に戻るのですが、この曲のギターは夜空に星がきらきら煌めいているように聴こえませんか?
すごく繊細で美しい音色だと思います。

ライブで初めて聴いたときはとにかく衝撃を受けました。
披露している全曲がかっこよくて、心に響いていたのは勿論だったのですが、結晶星はその中で一際輝いているように思えました。このバンドが1番大好きになっていく、そう確信させてくれたのはこの曲です。
スモークに光る照明。心の奥にまで届けてくれるようなギターの音色。音楽。
そして谷口鮪さんの届けてくれる言葉。全てが本当に輝いて見えました。
「きらきらと 輝いている その姿は 君さ」
なんて言って励ましてくれるKANA-BOONの姿は眩しくて頼もしかったです。

そのライブのMCや音楽の中で、彼らは夢を応援してくれる、と言ったし夢を持っていない人の夢になってくれると言ってくれました。
まだ夢を持てずに燻っていた私に、KANA-BOONに会うこと、音楽を聴くことを夢の1つにしてくれた、生き甲斐にしてくれたあの瞬間は一生忘れないです。お陰で今、何とか強く生きていけています。
これからもずっとライブに行き続けますし、音楽を、ギターを聴き続けながら一緒に未来を歩んでいきたいと思っています。

高校生まではすごくインドア派だったのですが、CDを買い、ライブに行くようになってからアウトドア派に変わりました。今ではライブの遠征も旅行も大好きです。
なので、はじめて買ったCDには人生を変えてくれる力があると思っています。
最近はサブスクといった便利な配信サービスがあるので、CDを手に取る機会は減少してしまっているでしょうが、お気に入りの1枚を見つけた際には是非購入してみて欲しいです。
傷がついてしまったり、劣化してしまったりするCDケースや歌詞カードと一緒に歳をとっていくのは感慨深いですよ。

自分の人生をより豊かにしてくれる音楽は、本当に大切で素敵ですね。それを届け続けてくれる、大事な存在のKANA-BOONと、共に歳をとっていこうと思います。
CDの価値はケースに収まりきれない程、大きくて深いものだと思っているので、これからも集めていくのが楽しみです。

#はじめて買ったCD

この記事が参加している募集

はじめて買ったCD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?