きらきら

亡くなった同い年の親友が遺したお子さんたちに会った。

それはきらきらとしか表現のしようがない若者たち。

才能があるとか

容姿が優れているとか

そういうこととは全く関係なく

心が

魂が

きらきら輝いている。

20年近く前は家族ぐるみで仲良くしていたけど

最近は子ども抜きでお付き合いしていた。

だから再会はドキドキ。

なんと声をかけたものか

そんな心配も会えばすべて崩壊。

気丈に

兄妹支え合って

前を向いている様子がきらきら。

この子たちを遺して

この子たちに見守られて

天国へと旅立った友。

その56年の歩みが

証が

今、目の前できらきら。

語り尽くせない思い出話と

子どもたちの前に広がる無限の未来…

友よ、

あなたの人生がどれほど偉大だったか

あなたの生きざまがどれほどピュアだったか

私はそれを

一瞬で知ることができました。

世界各地に離れ離れに住む子たちに

心ばかりの手土産を用意したら

きゃっきゃと子犬のように

はしゃいで喜んで

1人はそのまま空港へ。

「末長くよろしくお願いします」って

私は何もできないけど

あなたの宝がこれからも

きらきら輝くのを

ただまぶしく見守らせて下さい。

穏やかな秋晴れが続きますね。今日一日が良き日でありますように。