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そうはうまくいきませんよ、お義母さま。

年越しをごきげんパパ♡の実家で過ごしてきた子どもたち。おかげさまで私は生まれて初めて夫婦二人のお正月を静かに迎えることができました。3日には皆自宅に戻り4日からそれぞれ会社にバイトにと平常運転が始まりました。

そんなところに義母からフィードバックがありました。

曰く、台所やってくれるのはいいけど片付けがなってない。

曰く、起こすまで起きてこない。

曰く、メルカリで不用品を処分された。

いやいやすべて目に浮かぶようですわ、お義母さま。うちの娘たちはおばあちゃん孝行と思って駆けつけたんですけどね。それはお年玉を楽しみにもしてたでしょうし豪華絢爛なおせちにも惹かれたのは事実なんですけど、一人で年越しを生まれてこの方したことがないと泣きついたのはそちらではなかったでしたっけ?

コロナの蔓延する首都圏から送り込みたくはなかったのですよ、私も。テレビでは帰省を控えるように連日アナウンスされていたのは関西でもご覧になれたでしょうに。思い描かれていたお正月とはどのようなものだったのでしょうか?まさかいつもの天動説ですべて自分中心に世の中が回るとでもお考えでしたか?

義母はいわゆるデキル人で、女教師タイプ。結婚当初から義母と実母の会話はまるで個人面談の先生と保護者のようで、母はいつも私のことで指導をされていました。その出来の悪い私が育てた孫に何を期待しようというのでしょうか。明るくて人懐こいのだけが取り柄のような子たちです。おばあちゃんに懐いているだけでもすごい!息子や娘も敬遠気味と言うのに。

子どもの話によると、山ほどあった白菜やお大根を使ってYouTubeを見ながらいろんなお料理を作ったそうですね。あれはいま流行りのリュウジさんという方のレシピなのです。自宅では仕事や勉強に追われてお料理をする時間もないのにそちらではいいところを見せようと張り切ったようですね。片付けが行き届かなかったようで躾が足りず失礼しました。

朝起きない?思い当たります。休日は予定がない時はいついつまでも起きてきません。若いってそういうものではないですか?日頃の疲れが溜まっているとそっと寝かせておくのが我が家流。お正月のお祝いにはちゃんと起きてたようですからお許しくださいマセ。

おばあちゃんの家は子どもの目からみると不用品だらけ。物を捨てないのは戦前派だから仕方ない。パパはそっくりそのまま引き継ぎました。いらないという物を今時の子はさっさとメルカリに出してスッキリさせてあげようと考えたようですね。ちょっとやりすぎたかもしれません。申し訳ないです。でもハンカチくらいいいではないですか。

日頃は一人暮らしだから寂しいけど自分のペースで過ごされています。80歳超えて弥生会計を使いこなすのは尊敬でしかありません。身の回りのことをなさっているだけでもありがたいこと。でも人と暮らすのはなかなか窮屈で我慢も必要です。どうぞできるだけ長くお元気で、カーブスやゴルフレッスンを楽しんでください。また時々ご連絡します。

心の声を最後まで聞いていただきありがとうございました。

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