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『ある男』を読むまで

読書の話です。

『ある男』(著者 平野啓一郎/出版社コルク)を読み終えました。

■平野啓一郎さんを知ったきっかけ

まず平野啓一郎さんを知ったのは、宮崎県延岡市にある駅前複合施設エンクロスについて調べていたときのこと。オンライントークイベントをやるとのことで(2021年2月7日に開催)「はて、平野啓一郎さんとは?」「小説家?」「なぜ延岡で?」と疑問に思い、ネットで調べてみると、どうやら北九州の出身の方で芥川賞を受賞し、いくつもの有名作を書いている大注目の有名な作家さんらしい事がわかりました。その時はオンラインイベントに参加するまでにはいたらず。

■『ある男』という作品を知り、購入まで

そして『ある男』という作品を知ったのは、宮崎県西都市について調べていたときのこと。noteでハッシュタグ西都市でみていたら、下記のhiramasaさんの記事を発見!どうやら平野啓一郎さんの『ある男』という作品にS市というまちが登場し、それが宮崎県西都市にあたるのでは、とhiramasaさんは実際に西都市を訪れ、現地で『ある男』を読んでみたという記事を書かれていました。その土地の空気を感じて、舞台であろう場所を巡り、思いを馳せながら本を読む・・私もそんな旅やりたい!と羨望しかありません。

このnoteの記事を読んでから、平野啓一郎さんの『ある男』を読みたいという願望が芽生え、Amazonのほしいものリストに追加しました。Kindle版読みたいなーと、ほしいものリストを日課のように眺め、セールにならないかという淡い期待を抱きチェックすること数週間、価格が半額ほど下がったのです!(ケチくさくてすみません・・・)早速ポチッとして、読み始めました。とても久しぶりに小説を読んだのですが、読み始めてすぐに小説の世界にひきこまれ、3日ほどで読み終えてしまいました。

■あらすじ

【読売文学賞受賞】
【6月1日 英訳 “A MAN” 発売】
愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作!
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。
人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。

■終わりに

小説の感想を書くとネタバレしそうなのと、私のありきたりな表現で感想を書く事が憚れるので割愛します。

最近は読書熱が高まり、時間があれば本を読んでいます。今までは新書やビジネス書を読む事が多かったですが、小説ももっと読みたいなと思いました。平野啓一郎さんなら次は『マチネの終わりに』ですかね!もしオススメなどありましたら教えていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました♪


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