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占い師にとっての生きた教科書

占い師のブログでは著名人を勝手に占ってみました記事をよく見かける。過去にすでに起こっていることだから、書きようによってはすべて当たったっていえるわけだが、私はこうした記事を書いているうちは、占いの基本レベルから抜け出せないと考えるからおすすめしない。

何が足りないかというと、その記事では解決策や対策を考え、実際にどう効いたかを検証できないからだ。

だから、どうせなら先のことを鑑定すればいい。

私の注目はソフトバンク。

ガラケー時代から占いのサンプルとして注目していて、お父さん犬を使ったCMは孫さんにとってピッタリはまっていて、持ってる人だなと思ったものだ。

電通の年賀会へ先生に付いていった時には、経団連のそうそうたるメンバーの鑑定をまじかで見ていたが、孫さんの姿はなかった。(いればいくつか質問したいことがあったのだが。)

注目した理由は、自分にとって良い流れの時期に、良い相性のものを選んでおり、それを本人が選択したかどうかは別にし、こういうことができる社長はかなり稀だからだ。(確認ができるレベルの意味も含めて)

大運の天冲殺と年運の天冲殺がかぶる孫社長

孫さんは61から大運天冲殺に入ったところだ。でも、大運天冲殺に入っているから危ないとかキケンというものではない。大運の影響というのは、書籍にもネットにも詳細が書かれていない。だから、算命学系の占い師でも知らないことが多いのだが、そういう観方はしない。

大運天冲殺に入るまでの過程の問題と、年運の天冲殺が重なってしまっていることにより、だいぶリスキーな状況が発生している。

たまたま、今年4.5兆円の資産売却を目にして、そういえば孫さんは今不安定な時期だよなと思い、命式を再度出してみたら、そのリスクに気付いた。

運命は変えられるという占い師は多いが・・・

東洋占いには、宿命と運命という概念があり、宿命は変えられないが、運命は変えられるという考えがスタンダード。東洋以外でも運命は変えられますって言いきる人が多いだろう。でも、実際には運命を変えられると口にしても、その占い師本人も自分で運命を変えることができたというケースは稀だろう。

私は運命を簡単に変えられるとは思わないし、変えるには相当のパワーや労力、強い意志が必要で、考え方や意識をどうこうで変わるものではないと思う。実際にこれから起こる結果が分かっていながら、いろいろチャレンジしても、その結果が変わらなかったことを幾度か経験し、抗えない時期に無理をしても、結果疲弊するだけだということも気付いた。もしかしたら変えるべきではない運命もあるのかもしれないが、そこの判断まではできていない。

これからソフトバンクGには相当不利な流れや問題が起こるだろう。15年前の孫さんなら、簡単に乗り越えられたかもしれない。でも、今回はかなり厳しいのではないだろうか。孫さんには、強い意志もパワーもあるし、問題解決には労力はいとわないだろう。けれども、サウジでの記者殺害の殺人を指示した者と手を結んだという事実。実利を追うタイプの孫さんではあるが、道理に反する道を選択したことで、今回の荒波に対抗するための力が働かないのではないかと気がしてならない。

今後ソフトバンクGに何が起こるのか?を考える

でも、そうなってきたときには2つの展開が考えられる。

1.孫さんだけが沈むのか。

2.ソフトバンクG全体で沈むのか。

2の場合、ソフトバンクGだけの影響ではなくなり、日本経済への影響が大きすぎる。でも、全体が沈むケースが想像がつかない。YAHOOもLINEも野球チームもすべてなくなるという展開は予想がつかない。2の場合は、ウィーワークやアームなどの一部だけがどうなるという規模ではないはずで、このケースはなかなか考えずらい。

すると、1の公算が高いだろう。巡ってくる星の流れを見る限りでは、誰かにその場を奪われるという可能性が一番強い。でも、なぜ奪われるのか?そこが分からない。今回の4.5兆円売却はファンド(モノ言う株主)の意向ということだが。それ以上に強力な何かが働くと考えると、そっちの世界の状況を知らない私では検討がつかない。

失うものは、現実主義の子丑冲殺なのだから、金か会社(現物)だろうと想定は付くが。

今年から7年前、来年から7年前にソフトバンクG、孫さんに起きたことを洗い出してみると、具体的に何が起こるのかが見えてくるだろう。

また、もしかしたらこうした流れが起こらないように何か対策をしているかもしれないが、目に見える範囲ではそれが感じられない。ほんとは起こらない方が世の中的には幸せなのかもしれないが。

占い師にとっての生きた教科書

占い師だからといっても、全員が解決に導くような提案ができるわけではないし、鑑定の中身が当たり・はずれを軸に進んでしまうと、提案まではいきつくことがない。お客様側との対話やコミュニケーションをもとに情報を確認していってこそ、そのお客様に向けた提案ができるのだと思う。こうなるから、こうしなよ!と進めても、本人ができないものであれば無意味だ。

今回の記事も、客がいないまま書き進めたわけで、占いではなく、あくまで統計の結果というレベル。

統計の結果ではあるけども、占い師が自分の鑑定結果が正しく出ているか、それを確認することには役立つし、そういう訓練は必要だと思う。

なぜなら1000件2000件鑑定しましたという占い師が採用応募に来て、面談をする機会があるが、きちんと命式を読めていないとか、カードが出せていないとかいう人がとても多いからだ。本人はそれでも占いができていると思っている。しかし、こうした訓練での鑑定をしていると、自分の間違いに気づくことができる。

ネットの情報は、元ネタのコピペであったり、占いの書籍に関してもライターが書くような時代では、間違った占いが真であるかのように伝わる。でも、日頃から訓練をしていれば、自分の知識の間違いを正すことにつながる。

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