2010.06.03 ブラジル人の先生 ⑥
『ブラジル人の先生 ⑤』の続きです
休み時間になったので、子どもたちは各教室に散っていきました�
教室を覗いてみると…
教室①
小学校高学年か中学生ぐらい?とりあえず何か食ってます
教室②
幼稚園?ここでも食ってます
ん~?カズシャンドレくんがいませんね�笑
広場
教室を飛び出して走り回ってる子もいます�
ブラジル人の休み時間は、食うか走り回るかの世界でした�笑
食ってても走ってても、とりあえず皆の顔は底抜けに明るいです
休み時間にマルコスと語ったのですが、なんと彼…
若い頃、ブラジルでプロサッカー選手だったそうです
リフティングもボールタッチも柔らかいし、子どもたちとの2vs2でも巧かったんで…でも聞いてみて、本当にプロだったなんて驚きました�
FWだったから今でも怪物ロナウドに憧れてるらしいです�
このマルコスが、近いうち明八サッカー部の練習に行きたいと言ってました�
ブラジル人の元プロサッカー選手が来てくれたら、明八生たちは喜んでくれるでしょうか?�
マルコスから本場のサッカーを感じて、もっともっとサッカーを好きになってもらいたいです�
檜垣blog
よくサッカーの楽しさを教えたいと言う人がいる。
でも、サッカーなんてもともと楽しいもので、だから、世界一のスポーツの祭典、ワールドカップがあるくらい。だから、サッカーって楽しいに決まってる(笑)。
もちろん、日本では海外のようにサッカーが生活や文化に根差してないから、サッカーというスポーツをちゃんと理解してもらう努力は必要。
でも、サッカーの楽しさを伝えたいと言ってる人に限って、子供達には、ちゃんとサッカーをさせてなかったりする。
サッカーの楽しさって言ったら、サッカーをやることで、それってゲームをやることだよね。
一番楽しいのはゲームに決まってるのに、サッカーとは違う遊びをやったり、違うスポーツを盛り込んだりしてる。
そういったことをやりながら、サッカーに繋げようとしてるのかもしれないけど、サッカーというスポーツを知らない子に、例えば、鬼ごっこや遊び的なものをやったりすれば、それが楽しいと思うに決まってる。
僕なら他の遊びが楽しいって思うもん(笑)。
サッカーの楽しさを伝えたいのなら、やっぱりサッカーをやって楽しいって思ってもらわなきゃいけない。
だったら、ちゃんとサッカーやらなきゃ。
ゲーム(試合)やって、サッカーの楽しさを伝えなきゃ。
そして、ゲームでもっと楽しさを覚えられるテクニックを身につけられるように指導しなきゃ。
もちろん、それぞれの段階を経て、指導があるんだけどね。
楽しさって人それぞれだけど、僕は単純にサッカーというゲームが楽しくて、上手くなることでその楽しさは増すと思ってる。
そして、プロを目指すという夢を持ってやる中で、努力を経て、自分の成長を感じる楽しさを身につけて、プロセスの大切さを知り、それぞれの将来に繋げてほしいと思っている。
休み時間が終わると…
そろそろ別れの時間が近づいてきました�
つづく
熱病フットボーラー OMA
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