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そろそろ外に出てもいいかな

やっぱり夜は冷えるな、ともふもふとした毛布に手を伸ばす……なんてふかふかした日は、あっという間に過ぎていってしまって。

30度が真夏日、なんて、もう真夏真っ只中じゃないか。やっぱり蒸し暑いよ、京都。

仕事が終わった後に、ざっとslackの未読を消化する。正直なところ、最近の内容はあまり追えていない。

何だろう、通勤時間に読んでいたから完全にオフにしないと内容が入ってこないのか、もしくは、現実から思考が離れていって戻ってこられなくなるからか、果たして。

「ストレングスファインダー」の話題が出ていたので昔やった記憶と記録を遡ってみた。
時期によって結果が変わる、と説明に書いてあったけど、きっと同じだろうなと思う。

慎重さ、調和性、収集心、適応性、親密性。

5つのキーワードを見るだけではよく分からないけど、内容をよく読むと、紛れもなく私だった。そう、世界で一番嫌いな私。

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望む、望まないと向き、不向きは全く別のもので、「こうなれたらいいな」は私の不向きな分野だらけだった。

「海の近くで好きなことをして生活がしたい」と言いながら、「果たして今の生活から離れるのがいいのか……?」と、止まるのも納得。ハイリスクハイリターンを選べなくなったのは年を重ねたからだけではないんだね、多分。

長所を伸ばす、と言うのは1つの解決方法として有効だと思っている。
だって、苦手な物に向き合ってもうまくいかないストレスと、できる物で褒められるコスパ。
比較するまでもない、私は前者に立ち向かおうとすると、簡単に心が折れる。
それから、出来なかった自分が嫌になって、「あの人はいいなあ」に変わる。それがいつか羨望から嫉妬になって胸の真ん中にもやもやして苦しくなるんだ。

それから、「こうなれないのは向いていないからだ」と転換して割り切れる様になれるのも、自分を楽にしてくれる。
どう考えても前に立つタイプじゃない。自分が企画して巻き込んでいくタイプでもない。それは得意な人、もしくは不向きを克服したい人にお任せすればいいのだ。

少し前なら、「他の人に手伝ってもらうことは、自分で完結させられなくて価値がないということだな……?」って勝手に値踏みして、否定して、「じゃあ出来ることって何……?」のループに陥っていたところだ。
物事の成果と人の価値を混同すると、「何のために生きてるんでしょうか」と問いたくなってしまう。

とはいえ、単なる性質じゃなくて「ストレングス」というのはありがたい。

納得するまで調べたり好きなことは飽きるまでもしくはそこそこ出来るようになるまでハマったり、
周りの言葉の影響力にいつも驚かされたり(先日見た逃げ恥、で言うと「言葉の浸透力すごい」だろうか)、
褒めることがなくて揶揄されてるだけだと思っていた変な真面目さだったり、
プロ野球がない生活はそれはそれでそんなもんかと早々と諦めるぐらいに状況に流されるのも、

まあ、それでもいいのか、なんて。

そろそろ私の生活も動き出しそう。夏の陽射しが差す頃には「やっぱり家での勤務、楽だったな……」って思いながら駅に向かうんだろうな。
元には戻れないから、新しい日常に適応できるといいなあ。

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