マガジンのカバー画像

野球のお話

59
運営しているクリエイター

記事一覧

一言ずつつっこませてほしい。

一言ずつつっこませてほしい。

駅に、ベイスターズの選手たちが大きく張り出されている。どれだけ写真を撮っていても、にやにやしていても、誰も気に留めずに歩いていく。(いや、さすがににやにやはだめかな)

さすが、YOKOHAMA。心のホームタウン。いつかここに住民税を払う生活をしたい。

うきうきしながら「BLUE PRINT」を手に取る。毎回毎回そうなのだけど、選手のプロフィールがとにかく好き。選手の「その人らしさ」や意外な一面

もっとみる
現地でもそうじゃなくても、ただただ野球は幸せなのです

現地でもそうじゃなくても、ただただ野球は幸せなのです

朝6時半に家を出て、7時半に目的地に到着している。
平日と同じようなスケジュールだけど、今日は日曜日。昨日よりもたった1時間早いだけで、冷たい風が鼻につんと痛い。

昨日に続いて、明治神宮大会に。
昨日はちょうど第一試合が始まったときに席に着いた。今日は開門時間に間に合って何だか嬉しくなる。指定席じゃないときには席を選ぶのも楽しみの1つ。

今日は4試合目まで見たいから少しでもあたたかい席を…

もっとみる
ぐっと、大人びた姿を目の当たりにして

ぐっと、大人びた姿を目の当たりにして

神宮球場の芝生に寝っ転がって空を見上げると、プラネタリウムにいるみたいにまん丸な空間が広がっている。地球って丸いんだなあ、って都会の真ん中と思えないことが頭の中に浮かぶ。夜風が気持ちよくて、流れ星を探してしまう。
そうしているうちに体の力が抜けてきて、自然とまぶたが落ちてくる。全身に酸素が巡って、空と一体になるような、不思議な感覚。

不意にグラウンドでのヨガに参加した夏の夜のことを思い出すぐらい

もっとみる
成功を願うことしかできないけれど

成功を願うことしかできないけれど

「まだまだシード権を獲得しているチームの人はこんなもんじゃないことはわかっている。それでも、日本人トップでゴールするという目標をもってここまで努力してきたので初めて報われた気がして嬉しい」

土曜日に行われた箱根駅伝予選会で日本人トップでゴールした東京国際大学の伊藤選手のインタビュー。
最初は引き締まった表情で語っていたけれど、「目標が達成できた」あたりは涙をこらえて話していた。

シード権争いだ

もっとみる
二寸先の栄光を信じて ヒカリアレ

二寸先の栄光を信じて ヒカリアレ

「ベイスターズの正捕手って誰?」

そう聞かれて、よく首をひねっていた。
回答に困り、私の首はもう十分にストレッチされるぐらいに。

西武なら森、楽天なら嶋?広島にはベテランの石原に、打撃もいい會澤、控えには坂倉に磯村、さらには智弁和歌山から入団した中村奨成が2軍でみっちり鍛えられている。恐ろしい選手層の厚さ……!

さらに少し前を思い出すと、野村元監督に古田元監督に、と女房役としてチ

もっとみる

きっと、来年も変わらず横浜を応援する

クライマックスステージ1stステージ、第3戦。
乙坂の衝撃のサヨナラホームランから一夜明け、そのまま波にのっていけるかと思えたが現実はそこまで甘くない。

横浜を象徴する筒香からのクリーンアップで無得点に終わった2019年最終戦の9回裏。真っ青に染まったハマスタがため息に包まれるのを画面越しに見ながら、終わってしまった、ということだけかろうじて分かった。

いや、今シーズンからここまでの戦いぶりを

もっとみる
ヒーローになる準備はできているか

ヒーローになる準備はできているか

時にはびっくりすることが起こる。
それが8月のハマスタなんだな、としみじみしてしまった。

今年は昨日がそうだったのかもしれない。

8月28日、ヤクルト戦。
試合を全部観ていたわけじゃなくて、たまに見てた速報と帰宅後1時間と見逃し再生でちょこちょこ観ただけだけど、とっても盛りだくさんだった。笑

私が速報をちらっと見たときには、4-0で勝っていた。さすがに今日は勝ったかな、なんて思っていたら次に

もっとみる
首位を走るチームのことは一旦置いておくとして

首位を走るチームのことは一旦置いておくとして

仕事を終えて、プロ野球速報を見ると横浜は負けている。
最近仕事が終わるのが21時半なので、逆転の可能性もなく、負けて今日を終わる。

せっかく日曜日には、今永くんの140球完封と途中から出てきたロペスの第一打席のホームランで1-0で勝ったというのに。

2位と3位を走る広島との差がどうなる?っていう3連戦を勝ち越して、「さあ、これから首位争いいけるか?!」って時に負け続けている。

らしい、実に横

もっとみる
好きでいたいからこそ、手放すのだ

好きでいたいからこそ、手放すのだ

今シーズンは野球に対して、「しない」を心がけるようになった。去年までは「行けそうなら行こう」だったし、「できるならやろう」だった。

でも、なぜかしんどく感じることが増えてきた。仕事じゃないのにストレスを感じるなんて不毛すぎる……。
そんなわけで心がけてるのがいくつかのこと。

●選手やチームへの評価をSNSでしない

一つは、「愛や期待を込めた言葉だから」がどんどん文脈や行間でうまく伝わる気がし

もっとみる
暑くて熱い一日。

暑くて熱い一日。

2年ぶりに甲子園へ。

毎年の様に思うけど、こんなに暑かったっけ……?

そしていつからこんなに朝から満員になったんだっけ。駅から甲子園を見た時の人混みにびっくり。
あの人たちは何時に来て、何時まで並んでいたんだろう。そして結局入れたんだろうか。

昔は「今日甲子園行こうか」ってお昼前に出かけていって夕方までを過ごしていた記憶があるのになあ。
野球が人気なのは嬉しいけれど、ちょっと暑過ぎてドームで

もっとみる
ピンチの時にこそ、楽しみをくれるチームになってほしい

ピンチの時にこそ、楽しみをくれるチームになってほしい

ぷしゅっ、と缶ビールがしあわせな音を立てる。
今日は目が合ってしまったオリオンビール。夏になると不思議と飲みたくなる。

どうしたって連休前ってばたつくことはわかっていながら今日帰省を選んだ。
明日さっぱりした気持ちで帰るのもいいなと思ったけれど、今日帰らないといつまでたっても仕事は終わらなくて、終われなくてずっと仕事をしてしまいそうだった。

この時間に終える!と期限を切ることは、私にとって大事

もっとみる
大好きな背番号7番へ

大好きな背番号7番へ

昨日からずっとほこほこした気持ちでいる。
大好きな背番号7、石川雄洋が記念すべき1000本安打を放ったからだ。

高卒で2004年ドラフト6位で入団、15年目。
長かったのかな、早かったのかな。どうなんだろうな。

バッターボックスに向かうときに、登場曲「You’re my Hero」が流れて、ビジョンに「背番号7」を背負った背中が映し出される。
その瞬間、いつだって泣きそうになる。

ここのとこ

もっとみる
zozoマリンスタジアムが素敵だと思っている話。

zozoマリンスタジアムが素敵だと思っている話。

今日は久しぶりに横浜戦を試合開始から観ている。といっても、家にいるのだけれど。
ソトは本当に頼りになるし、何より石田くんが先発に戻ってきて数試合、ここまで復調しているのもとっても嬉しい。
首位とのゲーム差を少しでも縮めておきたいなあ、と思いながら千葉県にある千葉ロッテマリーンズのホームゲームを思い出している。

最初に、幕張メッセに行った時は23区の西側に住んでいた。まず東京駅へ1時間、そこから千

もっとみる
好き、を全身で感じる日。野球を3試合観戦してみた。

好き、を全身で感じる日。野球を3試合観戦してみた。

今日は目覚めのいい朝だった。
体力ほぼ0まで使い果たして、ぱたんと眠り込んで。
よく眠ったと目が覚めたのは7時。二度寝がしたいわけでもない、とってもすっきりとした朝。

いい空気と、好きと、いいエネルギーが流れる時間と空間にいれば心は軽いのかもしれない。
高校野球2試合とプロ野球1試合を観戦して、素敵なオフ会に参加してきました。

*

昨日は、朝6時に起きて7時半頃関内に到着。1年の楽しみの1つ

もっとみる