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迷ったときはブラン・ド・ブラン

〝鮨シャン〟でシャンパーニュ選びに迷ったときは、ブラン・ド・ブラン。シャルドネ100%のすっきりとした酸が酢飯と相まって、魚の旨みを引き立てるからです。Blanc de Blancsとは「白(ぶどう)の白(シャンパーニュ)」という意味。一般的な白シャンパーニュは、黒ぶどうとのブレンドがほとんど。それでも白く仕上がるのは、しぼった果汁のみを醸造発酵し、果皮を浸漬しないため。赤い色素はほとんど抽出されません。

今回は《フォルジェ・ブリモン》のブラン・ド・ブラン。「グランクリュ(特級)とプルミエクリュ(一級)しか生産しない」というこだわりで、品質の高さはどれをとっても明白です。淡いイエローの輝きに、レモンとカマンベールチーズの芳香。生き生きとした酸で、繊細かつシャープな印象をあたえます。合わせる鮨は松葉の「カニ味噌」。濃厚な旨味と塩味が一層きわだち、鮮烈な磯の香りを堪能できます。上品な甘みの「カニ身」であれば、ふくよかで丸みある《ロゼ》もまたオススメです🍣🥂✨

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