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デザイン勉強中!フォントに感動した話

いろいろあって、デザインちゃんと勉強してみようと思いいろいろ本を見たりフォトショップいじったりしている今日この頃。

とりあえず手始めになんとなく買ってあった「なるほどデザイン」を読んで楽しんでいます。

やっぱり考え方として、「何を伝えるためにデザインするのか」が軸になってくると。そう、ソフトの使い方覚えてきて色々できるようになってくると、見栄えよくするのが楽しくなっちゃって本来の目的を見失ってくるので・・・心に留めておきます。

その中で気づいたのが、フォントの偉大さ。

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これ上がパソコンのデフォルトの「MSゴシック」、

下が日本最大のフォントメーカーモリサワさんの「太ゴB101」。

ぜひ片方ずつ手で隠して見てみてください。どちらも同じゴシック体。どことなく下の方があか抜けて、キャッチコピーって感じしません?なんかなOZとかの雑誌の見開き特集ページになってそう。広告はフォントメーカーのフォントを使って作られていることが多いので、使ってみるだけで一歩近づくのかもしれません。もちろんフォントも適材適所なので、一概にいい悪いはないのですが。MS明朝体も、誰でも読みやすく作られた素晴らしいフォントです。

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今度は全然違うタイプのフォントを並べてみました。脳内で再生してみると、全然声色が違いますよね。

上はフォントワークスさんの「筑紫A丸ゴシック」。丸ゴシックって使い方失敗するとダサくなってしまうフォントの典型だと思っていたのですが、これはいろんな場面にすっとマッチする綺麗な、気に入っているフォントです。

なんとなく、おばあちゃんが縁側で「お茶が飲みたい」と言っているようなシーンが浮かんできます。ちょっと親近感のある上品さ、みたいな?

一方、下は大日本印刷さんの「秀英明朝」です。これまた多くの広告やポスターに用いられている絶妙な力強さを持ったフォント。

「お茶が飲みたい。」一気に溢れ出る名キャッチコピー感!地下鉄の駅に超拡大コピーして貼りたい感じ!めっちゃカッコよく響きすぎて、「。」までつけちゃいました。松重豊さんの声で、CM流れてるとこまで浮かんでくる!(実際には存在しません。)

こうやって色んなフォント使ってみちゃあ妄想して遊んでるわけです。笑。

プロの使うフォントを使ってみるだけで、こんなに文字の表現の幅が広がるとは・・・。

「実例つき フォント字典」って本を借りてきてパラパラめくるのにハマッてます。フォントの紹介と、そのフォントを利用した広告の実例が載っています。ここまでの話が面白かったひとにはとってもおすすめです!

フォントで日本語だけでもものすごい数あるわけですよ。1000以上はあるのかな?同じ46文字のひらがなから、わずかな線の太さや繋げ方を調節しながら、また新たな表現の幅を広げるフォントが生み出されている。もう・・・すごいロマンを・・・感じます・・・(急に語ってすみません)

まあ・・・どっぷりはまりすぎないよう、気をつけます・・・。

電車の釣り広告とか、CMの文字も、「なんでこのフォントを使っているのかな?誰に向けたものだろう。」とか考えるのが楽しくなってきました~

また身の回りの物の見方が変わるので、デザインの勉強、楽しいですよ~

サイトリニューアルに向けて引き続き頑張ります、ではまた!



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