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noteは私にとってのZINE~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.411 2021.7.15)~

「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第14弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。


今号の特集は、「究極の自由メディア『ZINE』」です。


ZINE(ジン)とは何かというと、「誰もが自由に自分の意見や感覚を発信する少部数の印刷物」のことです。ご自身もジンを作ってきた野中モモさんの言葉を引用すると、こんな感じです。

「常に開かれ、流れていくネットと違って、手を動かして作り、ある時点で完成形にしなければならないジンには、達成感と、物質性がもたらす存在の重みがあります。(中略)自分との対話を深め、今までなかったものが姿を現す”作る”という行為には大きな喜びがあります」

「自分は受け取るだけじゃない、発信する主体にもなりうるのだと実感することは、メディアリテラシーと主権者意識を育む第一歩にもなると思うんです」


noteはバリバリのネットで、印刷物ではないわけですが、少なくとも私にとってはnoteはジンの概念に近いです。何といっても今のところ、少部数ならぬ少人数のフォロワーさんしかいらっしゃらないので(苦笑)、ごくごく小さな場で発信している感覚が強いのです。


他の記事にあった、「ジンの自由さは、世界を覆う閉塞感から私たちを解き放つものとして必要なのではないでしょうか」という言葉も心に残りました。


「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。

ただし今号は、8月1日に次の号が発売されるまでは、街角の販売者さんからのみ購入することができます。


コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。


もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。


ちなみに見出し画像は、今号が入っていた封筒に貼られていたシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった販売者さんのお名前の部分は、念のためにモザイクをかけさせていただきました。



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