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読んだ本の感想です。基本、ネタバレはありません。
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2020年9月の記事一覧

【読書】【世界史】畠中恵の『まことの華姫』を手掛かりに、世界史について考えてみる~古代ローマ帝国の五賢帝、その他~

1.『まことの華姫』『まことの華姫』は江戸時代の両国を舞台にした、連作短編集です。主人公は、木偶人形の「お華」を使った腹話術の芸を見せる月草で、お華は「まこと」を見通す目を持つとされています。 ↑kindle版 『まことの華姫』の感想については、以下の記事をご覧ください。 今回の記事では、本文中に出てきた記述を手掛かりに、世界史について考えてみます。 大阪では、「跡取りは長男」という考えにとらわれず、合理的な考え方をしていたということですね。このこと自体初耳だったため