【競馬】Python でリアルタイムオッズを取得する③
前回の記事で、競馬ソフト『リアルタイムオッズEX』(Free版とPro版があります)から Python の xlwings ライブラリを使ってデータを取得する用法を紹介しました。
記事の中では出走馬情報と単勝オッズを取得しました。
リアルタイムオッズEX_Free では、単勝、複勝、枠連、馬連のオッズが取得できます。
リアルタイムオッズEX_Pro では、それに加えてワイド、馬単、3連複、3連単のオッズも取得できます。
リアルタイムオッズEX では JRA のサイトに合わせて人が見やすいレイアウトにしていますが、オッズの低い順に並び替えるなど何らかのデータ分析をしようとすると分割された表の値を1つにまとめる作業が必要になります。
そこで今回は券種別のオッズデータを1つのデータフレームにまとめる Python スクリプトを作成しました。
興味のある方は是非使ってみて下さい。
1. Python スクリプト
make_odds_df.py という名前の Python スクリプトを作成して GitHub にアップしました。
リアルタイムオッズEX から券種別のオッズデータを取得し、データフレームにまとめる処理を関数化してあります。
2. 使い方
サンプルコードを作成したので参考にして下さい。
xlwings ライブラリと make_odds_df.py をインポート
import xlwings as xw
import make_odds_df
リアルタイムオッズEX に接続
wb = xw.Book('リアルタイムオッズEX_Pro_ver1.0.0.xlsm')
ワークブックオブジェクトを make_odds_df 内の関数に渡す
tansyo_odds_df = make_odds_df.get_tansyo_odds(wb)
print(tansyo_odds_df.shape)
tansyo_odds_df.head()
実行結果
他の券種のオッズデータもほぼ同じような書き方でデータフレーム化することができます。詳しくはサンプルコードの Notebook を参照して下さい。
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