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レンタルスペース過去最大のトラブル!雨漏り休業で補償は出るの?

みなさんこんにちは!ふたりあわせてナントカナルです。

今年6月から挑戦している撮影スタジオ運営

得意とするパーティースペースとは勝手が違い、OPEN当初はなかなか軌道に乗せられなかったのですが、テコ入れを繰り返しだんだん予約が入るようになってきていた矢先に過去最大のトラブル発生!

いったい何が起きたのか?休業に追い込まれた期間中の家賃支払いは?補償や営業補填はどうなる?について書いていきます。

レンタルスペースで水滴り事件が発生

ここから時系列でお話を進めていきたいと思います。

■9月23日(発覚1日目:午後)

発覚はお客さまからのご連絡でした。
ゲスト
「天井から水が滴り落ちてます💭」

お客さまの話によると、天蓋(備え付けの照明器具がダサイのでそれを覆うように天蓋を設置)になにかが乗っていて、その物体から水が滴っている様子、とのこと。

この時はこの“なんらかの物体“さえ取り除けば解決すると簡単に考えていたのですが、事態はそう単純なものではありませんでした・・・。

今すぐ見に行きたいけど、ナントその日たまたまワクチン接種を受けて安静にしていたナントとカナル。

そこで当該物件の近くに住む友人Sに様子見に行ってもらうことに。

水漏れの原因は?意外とオオゴトだった!

■9月23日(発覚1日目:夜)
早速スペースに入室して、天蓋を外して状況確認をしてくれた友人S。
ナント!謎の物体の正体は水が滴り落ちている原因ではなく、落ちてくる水を遮るために大量のティッシュを天蓋の上に敷いたものだったのです。

おそらく水が滴らないようにお客さまが天蓋の上にティッシュを投げ込んだのではと推測。

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「天井照明に溜まった水が滴り落ちてます。上階からの水漏れか雨漏りのどちらかだと思います。」

ガビーン!!!そして友人Sめっちゃ詳しい!
友人Sに丁重に御礼を言って、すぐに物件管理会社へ連絡。もう夜なので翌日見に行ってもらうことに。

電話を切ったあと冷静に考えてみると、当該物件は最上階です。ということは、上階からの水漏れの線がなくなるので、屋上からの雨漏り一択になります。

雨漏りで排水管工事、休業はいつまで!?

■9月24日(発覚から2日目:朝)

翌日朝、管理会社さんから着電。


管理会社「これ、、、天井開けてみないと分からないです💦」


出た~!考えていたなかで一番サイアクな回答!

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管理会社さんの見解によると天井の壁紙が何か所もたわんでいて、恐らくその場所に水が溜まっているということ。最悪のケースは水の重さで天井が落ちてくる可能性もある。いずれにしても専門業者じゃないと詳しいことは分からないので工事にかかる期間も今の時点では分からない、とのことでした。

「いつの予約までキャンセルしなきゃいけないか知りたいので、なるべく早く日程が知りたい」旨をお伝えし、詳細連絡を待つことに。

取り急ぎ数日先のお客さまへキャンセル連絡しました。

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「数日で直ればいいな」という淡い希望はこの時消えました・・・

この撮影スタジオはOPEN当初はアマチュアカメラマンさんとモデルさん2名でのポートレート撮影用途が圧倒的に多かったのですが、テコ入れを重ねたことによって大人数での長時間利用が増えてきたタイミングでした。

過去最大の大口予約もこの数日後に入っていて、本当に残念なキャンセル連絡になりました(涙)

ボクらが悲しいのもあったけど、「遠方から集まってホテルも予約しての撮影会だったのに」というお客さまもいらっしゃって、、、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

■9月25日(発覚から3日目:午後)

業者さんが室内と屋上を調査した結果、やはり排水管工事が必要との回答。工事日程はまた改めて連絡しますとのこと。

雨漏りの原因は排水管から漏れた水が部屋の天井に溜まって、それが天井照明へつたって流れ出ていたそう。

改めて状況を聞いてみて、「それってけっこう怖いな・・・」と思いました。万が一、通電して火事とか起きてたら・・・と思うと、お客さまにケガ人が出なくて不幸中の幸いだった、と思いました。

この時点で少なくとも20日間は休業することが決定しました。痛い・・・。

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雨漏りによるレンタルスペース休業期間の補償

明け渡しが10/14となりましたが、結局さらに3日追加・・という状況

さて休業期間中の補償はどうなるのでしょうか。物件オーナーからは「休業期間中の家賃は補償します」という提案がありましたが、私たちとしてはそれだけでは納得いきません。

私たちは話し合って「家賃は満額支払うので、予約キャンセル料金と休業期間中の売上補填をしてほしい」と希望を出しました。

この件に関してツイートしたところ、色んな方からコメントをいただきました。
・契約書次第。特約に「営業補填」の記載がなければ難しい
・家賃減額以上は難しい
・フルで希望を出しておいて温度感を見て削っていく
・大家から直接補填や大家の加入してる保険で補填
・自身の火災保険で補填

なかには「平均売上より少し低い額で補償してもらえた」という実際にあったケースも聞けたので、これは交渉する価値あるな!と思っていましたが、

「レンタルスペースの場合、オーナーや管理会社との良好な関係も重要

「オーナー、不動産会社等との関係性や今後も物件を継続して使いたいかにもよる

というご意見にとても納得しました!

そもそもレンスペ許可物件を探すこと自体が大変なのに、強引に交渉を続けてもなぁ・・・と冷静になれました。

今現在、先方から正式な回答はいただいていないのですが、1度断られたらしつこく交渉せずに営業補填はきっぱり諦めようという結論に至りました。

この場を借りて、貴重なコメントをいただいた皆さまありがとうございました☺

**後日談**

大方の予想通り営業補填は無しという結果になりました😭

ただし、家賃の部分で交渉を粘り、実際の休業日数23日間のところ、1.5ヶ月分を減額していただくという事で決着がつきました。
※休業日:9/24~10/13、追加工事3日間(日程未定。ベランダの雨漏りも発覚😥)の合計23日間

みなさまからアドバイスいただいたように、何回かやり取りの往復をしたところで無理な交渉はせずに手を打った形で終えました。

お金の話をダラダラと交渉してても気分良くないし、心象悪くなっちゃったら失うものはお金より大きいですからね~。

10月14日から営業を再開し、おかげさまで予約もぽつぽつと入り始めました。
心配していた掲載順位も予約再開後に元の順位くらいまで戻ってきていてホッとしています。

レンスペ物件は古い建物が多いので、このような天災トラブルも珍しくない事案なのかもしれませんよね…🥺
最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回雨漏りの被害があったスペースはこちらです。

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