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万次郎と私。#18


免許更新もスムーズ(?)に終わり、最近あったかいしまた乗るか!と調子に乗って転ぶタイプのワタクシ、3月末の昼下がりに万次郎と気楽な気分でおデートに出ることにした。

本日の目的地は、親愛なる友であり常々神対応にお世話になりっぱなしのYちゃん宅である。
めちゃくちゃ近所でボーッとしてても多分着く道なのに、携帯をセットしてGoogleナビを設定。いや要らんやろ。

鼻歌まじりに運転して、あと5分で着くところまで来て、さぁ始まりました!
ドキ!車だらけの大⭐︎渋⭐︎滞!バスも居るよ♪

そういえばこの時間、この付近の学校は下校時間。バス停には学生さんが列をなしている。
なかなかの登り坂、片側1車線通行、坂の下と上には信号、大量の人が乗り降りするバス、両側のスーパーに頻繁に出入りする殺気だった車たち…。

逃げられない。詰んだ。250メートル先の路地を右折するだけなのに…。

ここで少し、私の哀しい腕力の話をしよう。
腕立て伏せがまともにできたことは一度もない。
握力は左右10と11(真面目に!と測定のたび怒られるが本気だぞこちとらコレで40年過ぎとんねん)。
ボーリングでは球に勢いをつけるため後ろへ振りかぶった瞬間手の力が抜け皆がくつろぐ控え席にゴン!!と投げ込んだ前科(クソほど怒られた)がある。
どうだ、哀しかろうはっはっは(筋トレしろ)。

そしてついでに、車校での苦労話もしよう。
車の免許をAT限定で取得したせいで、バイクの講習で一番最初に困ったのはクラッチ。先生に「で、左手のこのレバーがクラッチね」と言われクラ…ッチ…?って…?と一世一代のキョトン顔をし先生を呆然とさせた思い出がある。やっとクラッチにも慣れてきたところで、手のサイズが小さすぎて、クラッチ握ると同時にウィンカーは出せない(手が届かない)という衝撃も味わった(遠い目)。並走する先生「はいクラッチ握って〜!そのままウィンカー出して〜!」私「と…届きませぇーん!」先生「(驚き顔後ため息)」。

いやほんと女性ライダーの皆さんどうしてます…?私割と今も苦心してるんですけど。クラッチとウィンカー遠い問題。

さて話を戻す。
頭の良い読者の方はお気づきでしょう。
小さい上に猫か何かかと思うほどの握力しかない手を持つ私にとってこの渋滞は、予告なしで始まった坂道発進の強化訓練だった。

えぇ〜…?!

本気でわりと大きめの声が出たよね…。
時間の読みが甘い甘いと言われる私だが、この時ほどその言葉が心に刺さったことないわ…。

その後、10回近い坂道発進を頑張り、エンストもたちゴケもせず、しかしパワァに限界を感じて「手がぁぁ!手があぁぁぁ!!!」となりかけたところでようやく渋滞離脱、Yちゃん宅に到着。犬ちゃんたちをモフり倒して疲れが癒えたところでその日は帰宅したのだった。
いつもお世話になっております…。


次回、そろそろ少しずつ遠出もしていこうかな、とりあえずあそこまで行ってみよ!という軽い気持ちで乗ってすみませんでした湾岸高速風酷いね…?!?!

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