フリーランスあるある:仕事の見極め力と、ギャラの交渉について
毎週(月)(金)にコラムを更新しています。
Mihoです。
過去8回にわたり【フリーランスをはじめたい人に向けてのアレコレ】をテーマに更新しています。
まとめて読みたい方は以下からどうぞ。
マガジン一覧から読む
https://note.mu/march16m/m/mb1838d335ac9
(古い順に並び替えると、連載の初回記事からお読みいただけます)
今回は【フリーランスにおける仕事の見極め力と、ギャラの交渉について】です。
前記事では、インフルエンサーとして活動してきた5年間で分かったSNSにおける仕事の取り方をご紹介しました。
ポツポツと仕事が取れるようになると、次に立ちはだかる壁があります。
それは【仕事を見極める】必要が出てくるということ。
フリーランスとして働くうえでは【引き受ける仕事を自身で精査することも重要な業務のひとつ】なのです。
もちろんお仕事を頂けること自体が大変光栄なこと。というのは大前提です!!
しかし【仕事を引き受ける】ということは当然責任が伴います。
どんな依頼もお引き受けして、最高のパフォーマンスで結果を出し続けることが一番の理想ですが、スーパーマンじゃない限り、それはなかなか難しい。
私がフリーランスとしてお引き受けしている仕事は主に
・instagramでの製品PR
・モデルの仕事
・記事を寄稿する仕事
このような内容が多いのですが
依頼時点で「ちょっと困ったなぁ、どう対応すればいいのだろうか」と悩んでしまう場面に遭遇することが、稀にありました。
今日は【仕事の見極め方・ギャラ交渉】について・具体的に、どのようなシーンで困ったか・どのように対処したかこれらを記事にしたいと思います。
フリーランスとして働いていると、お仕事をいただける有難さが身に染みるため、依頼された仕事は多少無理しても、ついつい引き受けてしまいがち。
けれど
・内容・ギャランティが不明確
・納期や締切に不安要素がある
主にこの2つで、困るシーンに遭遇することがありました。
1)内容が不明確
前記事で紹介した優良企業からのご依頼の場合、お仕事を頂く時点で
・お仕事の概要
・ギャランティ
・期日
これらを明確に提示してくれますが、そうではない場合も多々あります。
まだ曖昧な企画段階で【できるか・できないか】の判断を迫られるケースもあります。
これは例え話ですが…「ダイエットサプリメントを実際に試して紹介してほしいのですが、出来ますか?」と、だけ言われるなどですね。
・まずどんなサプリメントなのか
・どこで、どのような形で紹介するのか
・ギャランティはいくらなのか
これらが全く分からない状態で、OKを出してしまうのはとても危険。進めていくうちにトラブルになる、いわゆる【炎上案件】の可能性があります。
例えば、ここから想像できるトラブルは以下のようなものでしょうか。
・サプリメント自体が、自身の今後のブランディングに不安を覚えるような謳い文句のものだった
・Before Afterの写真掲載が必須のモニター的な案件で、想像していた見せ方とは異なるものだった
・実際にサプリメントを服用して結果を出す必要があるなど、長期にわたり続く仕事にも関わらずギャランティが納得のいかないものだった
しかしお引き受けするということは、これらの可能性を全て受け入れるということになります。
私はこのように、ぼんやりした依頼があった際には必ず「大変失礼ではありますが、もう少し詳しく概要を教えていただきたいのですが可能でしょうか?」と、お聞きしたうえで判断します。
フリーランス、特にインフルエンサーとして働いていると依頼する側もされる側も色々な方がいて、このような依頼の場合は【無視する】といった方も存在します。
依頼時点で「無礼だ」と感じるから、という理由や「ギャランティなどの詳細を自ら聞くことが憚られるので、なんとなく無視してしまう」ことが理由なようです。
私は、自分がお引き受けする仕事に対して、最後まで責任を持てるか?ということを判断するために、相手先に【内容やギャランティの詳細】を聞くのは至極当然なことだと思います。
詳細をお聞きすると、最初は「?」だった依頼でも結果として、とても良い仕事を振ってもらえて嬉しい!というケースも多々ありますし。
打診の時点で勝手にジャッジを下すのは、チャンスを逃しているようで勿体無いなと個人的には思います。
2)ギャランティがいくらか、聞き方に悩む
まず依頼時点でギャラの提示がない場合は
「大変失礼ではございますが、報酬の有無、報酬が発生する場合は具体的な金額をご教示いただけますでしょうか?」と、単刀直入に私は聞きます。
前記事でも、これについては触れましたが
どんな業種でも仕事にはある程度の相場というものがありますので、その業界全体での相場というものを把握しておくことが重要だと思います。
提示額が作業に見合わないと感じた場合、交渉の余地があるものであれば【自分の提示額に正当な理由を持って】交渉する。
・相場をもとに時給換算する・見積りとして具体的に何にどれくらいの予算がかかるかを提示する
それでも折り合いがつきそうもない場合は、お断りする。
断ったら角がたつかな…とフリーランスは、つい考えがちですが、そんなことはなく。
互いにお仕事での関係性なのですから、断り方次第では、そのときは縁がなくても仕事に対して真摯な印象を持たれて、次に繋がることもあります。
私自身、法人化に伴い、仕事をお願いする側になることがあったので、こうして客観的な視点を持てるようになりました。
フリーランスは1人で仕事をしているように見えがちですが、常に複数のクライアントとやりとりをしながら仕事を進めています。
理想は、常にwin-winの関係を築きながら仕事を進めていけること。
双方のバランスを取りながら持ちつ持たれつの関係性で、仕事の幅を広げていくのが理想ですね!
ーー【フリーランスをはじめたい人に向けてのアレコレ】をテーマに数週間、連載更新しておりましたが、いかがでしたでしょうか?
このテーマは、この記事をもって完結とさせていただきます。
束の間の時間を割いて、最後まで読んでくれて ありがとうございます♡
次回の更新は、3/11(月)です。
またお会いしましょう♡
愛を込めて
Miho
https://www.instagram.com/march16m/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?