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仕事に役⽴つ統計⽤語ランキングを大発表!

数年前からビジネス上での統計学に対する知識の重要性が言われており、その背景には不透明な市場環境において、データをさらに活かし合理的な意思決定をしていくという考えがあります。
この流れは今後も変わらず、むしろさらに強まることが予想されます。

組織単位ではなく個人単位でも統計学の知識が求められる現代ですが、「統計学ってなんか難しそう。。覚えることもいっぱいありそうだし。。」と感じている人もたくさんいるでしょう。

そこで、今回は仕事で役立つ統計用語TOP3をお伝えします。

なお、ランキング作成にあたって、有職者かつデスクワーカー1000人にアンケートを取っています。
恣意的なランキングではないのでご安心ください。

■調査概要
対象者:全国の20~59歳の男女
対象条件:有職者かつデスクワークを行う人
有効サンプル数:1000サンプル         
        ※国勢調査による就業者人口の性年代構成比に近似するように回収
調査期間:11/10-11

■調査項目
・仕事のために知っておいた方が良いと思う統計学の用語
・統計学を勉強することは仕事に役立つと思うかどうか

■調査結果
第1位 平均値・最頻値・中央値(31.3%)
平均値・最頻値・中央値とは、データの中心がどこにあるかという指標で、代表値と呼ばれます。

第2位 標準偏差(26.1%)
標準偏差とは、データがどれくらい散らばっているかを見るための値で分散の正の平方根です。

第3位 相関関数(22.7%)
相関関数とは、2つの変数間に「一方が増えるともう一方も増える(または減る)」といった直線的な関係を相関と言います。
相関の程度を-1から1の値で表す指標が相関係数です。

4位以下はの結果はこちらです。

ランキング

また、今回のアンケートのご協力をいただいた方に、そもそも統計学は仕事に役立つと思うか、ということも聞いてみたところ、6割以上の方が統計学が仕事に役立つと感じているようでした。

ランキング2

また、年収別で結果を見たところ、年収1000万円以上の方は35%の方が「とても役に立つ」と回答し、他の年収の層よりも10ポイント以上高いという結果になりました。
シンプルな見方をすると、統計学は高年収になるための1つのポイントになるかもしれませんね。

今回の結果はYouTube動画でも公開しております。
動画内では相関関数についてもより詳しく解説しているのでぜひ併せてご覧ください。

【1000人に調査】仕事に役立つ統計用語TOP3!

また、第1位 の平均値・最頻値・中央値と第2位の標準偏差に関しては下記動画で解説しておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。

【仕事で使える】平均値・中央値・最頻値【統計学/多変量解析】

【分散・標準偏差】仕事で使える統計学【統計シリーズ】




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