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日英西トリリンガル目指す中の国語維持

娘はインターがすでに長い夏休みに入っておりまして、家の中で日本語を使う時間も少し増えました。

インター1年目は正直、慣れない朝の早い通学に重たい荷物(おにぎりのような幅のリュック)、通うだけで精一杯で他のことをやる余裕はあまりありませんでした。コロナでなくてフルコースだったら果たして通えきれたのか??という毎日でした。

学校のお休みの間だけは日本語を頑張ろうと、日本語の作文のオンラインレッスンを始めました。最初は国内のカリキュラムで探していたのですが、当然ながら受験ターゲットのものが多く、また塾にも通い慣れていないため、今回は英語優位のお子さんに日本語を教えることに慣れているお知り合いを通じてお願いすることにしました。

まだ作文レッスンを始めてから第2週目なのですが、簡単な国語のワークブックを毎日やっていることもあり、夏休みに入ってから日本語の感がどんどん戻っているのを感じます。日本語の作文もたまにしか書かないので、綺麗な字で集中して書くようにアドバイスしています。

これは私が普段生徒さんに教えている時も同じでたまにしか英語のエッセイも書かないので、やる時は丁寧に出来るだけ綺麗に仕上げてもらうように声がけをしています。

漢字も単調な無料プリントを使ったりもしてみたのですが、作文を書いている時は、もちろん漢字も使いますから応用しながら思い出すのに有効なトレーニングかと思います。国語辞書や漢字辞書も小学校の間はいまいち使いこなせていなかったのですが、使うようになりました。

意外なことに日本語の先生からのアドバイスは普段私が英語のエッセイを書いてもらっていた時と共通する部分が多く驚きました。

普段から英語のエッセイを書く前に十分トピックや構成について話し合ってから書いてもらうようにしているのですが、やはりワークブックなどもある程度、考えをまとめたり、他の人と話し合ったりして最後に書くという部分は大切なのだな、「書く前のプロセスと思考」を大事にするべきだなと改めて思いました。

これは様々な経験から自然に今のスタイルに落ち着いたのですが、やはり文章を書くという根本は同じなのですね。

そして、何よりも中学卒業までは、細々とでも、日本語の作文頑張ってもらおうと強く思いました。今、やめたら結構忘れてしまうのが、一瞬見えたのです。(特に漢字)夏休み終わったら日本のカリキュラムに沿った作文添削もチャレンジする勇気が出るかもしれません。

日本語の作文を通して、普段の教室でも英語エッセイへの取り組みについてもう一度客観的に考えることが出来たのでした。

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