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「帰り道」

子供の頃、僕が育った町は小さな田舎町で、今いる東京とは真逆の、のどかで自然豊かな場所でした。

家からコンビニまでは歩いて行けない距離だったから、ちょっとした買い物は近所のタバコ屋さんで済ませるような、そんな典型的な田舎町。

小学校までも片道30分ぐらい歩いて通ってたと思う。
そんな登下校の時間は、僕らにとって絶好の遊び場でした。
あぜ道にランドセルを放り投げては、途中の小川に寄り道して遊んだり、秘密基地作って集合場所にしたり。

授業の1時間はあんなに長いのに、帰り道で遊んでるとなんですぐに時間が経っちゃうんだろう?なんていつも思ってた。

みんなは子供の頃、どんな帰り道でしたか?

目を閉じて思い出してみると、あの頃の少し寂しい秋の匂いがしてきそうです。

では新作「帰り道」どうぞ。

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