日本語に主語はないらしい
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日本語に主語はないらしい

ノーム・チョムスキー という言語学者がいる。 政治的な発言を頻繁にすることでも有名な人である。

一昔前に彼のドキュメンタリー映画が意識高い系の人々の間でちょっと流行ったことがあった。私もその映画を見て、それがきっかけで言語学についての本を何冊か読んだ。
 チョムスキーが書いた本ではない。彼の本は専門的過ぎて私には歯が立たないと思ったので もっと簡単な本を選んだ。

 その本の中に「日本語には主語がない」と書いてあった。

日本人に英語を教える場合「○○は」の「は」を be動詞に対応させて教えているが、あれは便宜上そうしているだけであって、本来日本語の「は」「が」は be動詞とは異なる性質のものなのだという。

何かを注文する際に日本語では「私はコーヒー」などと言うが、それを「 I am a coffee 」と訳したら誤訳になる。
日本語の「は」「が」は 「 about 」の意味なのだそうだ。
「私はコーヒー」と言う場合、「私に関して言えば」という意味合いになっているわけだ。その意味で日本語に主語はないのだということらしい。

この記事の最初の方で私は「チョムスキーが書いた本」という文を書いた。 この文は「チョムスキーの書いた本」と言い換えることも可能だ。

「チョムスキーが書いた本」という場合、「チョムスキー」は「 書いた」という単語に重点を置いている。 一方「チョムスキーの書いた本」という場合は「本」に重点が置かれている。
「は」は動詞に対応する助詞であり、「の」は名詞に対応する助詞だからだ。

助詞の正確な使い方は日本語の国語の授業でもきちんと教えていなかったように思う。← この文にしても「使い方は」の「は」を見て、「使い方」が主語だと勘違いすると、英訳する時に不自然なことになってしまう。(上記の文章において省力されている本当の主語は"教師"である)
日本人が英語を苦手とするのもその辺りに原因があるのではないだろうか。

国語の授業では漢字の読み書きや長文解釈だけではなく、品詞についてのカリキュラムもガッツリ組んだ方がいいのではないかと思う。

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この note は27歳の北川景子が書いていると思って読んでください。 理由→https://note.com/manzan/n/nfcb506c396a5 毎日更新にこだわっているため雑多な記事で溢れ返っております。 まずは「令和のいそろくマガジン」だけ読むことをお薦めします