八方池の完璧なリフレクションを見る方法〜八方池→唐松岳の記録〜
毎年登っていて、お手軽で絶景が楽しめる大好きな山「唐松岳」に今年も行ってきました。
そして今度こそは雲のない完璧な八方池のリフレクションを見たい!!と思って立てた計画です。
夏の八方池といえば
朝イチのゴンドラ(6:30)であがっても、八方池につくころ(8:00くらい)には雲が上がってきてガスに包まれてしまう
それより早く八方池に到着するにはゴンドラを使わずに黒菱に車を停めて4:30スタートのリフト+1時間半ほど登って八方池につく(もしくはリフトすら使わずに日の出前に登り始める)必要がある
黒菱の駐車場はハイシーズンの週末は深夜に行かないと停められないとの噂
難易度高すぎ〜〜と思ってたんですが、もう一つ手段がありました。「八方池に一番近いリフト降り場にある八方池山荘に前日入りする」です。
八方池山荘
八方池山荘はゴンドラ→リフト→リフトを乗り継いだ最終地点駅のすぐ横にある山荘。八方池に一番近い場所にあるのですが、正直今までは「この場所にある山荘、誰がどんな目的で利用するのか・・?」と思ってました。
下山してくる人ならリフトに乗って下山すればいいし、下山がリフト最終時間を超えるような計画を立てて山に入る人がいるとは思いづらい。登る人なら朝麓からゴンドラとリフトを使って上り、唐松岳とかまで行けてしまうので、やはりこの山荘に泊まる意味はなさそう。
と思っていたのですが、そもそも八方池山荘は通年営業の山荘でメインターゲットは多分ウィンターシーズンのスキー客。目の前がリフトだしゲレンデなので相当良い場所です。
では夏に泊まる人は?と私と同じ日に宿泊していた人に聞いたところ、私と同じように「朝イチで八方池行きたい」という人だった。そういう使われ方してたんだ〜〜。まあ、年配の方が多く黒菱から早朝に登ってくるのはちょっときついもんねえ。
部屋は山小屋とおなじく基本は相部屋なんですが私が宿泊した日はお客さんが少なかったため、ここを一人で使えました。
翌朝早かったので、朝食はつけず夕食のみいただきましたが、バイキング形式で夜に糖質を摂りたくない私としてはおかずでお腹を満たせるのは嬉しい。
電源もあるしシャワーもあって快適でした。しかも村民割が使えた!!
いざ八方池へ
翌朝の日の出は5時くらいだったのですが、さすがに5時に出るのは早すぎる気がしてちょっとゆっくりして5時半くらいに出発しました。(八方池だけで帰るなら朝5時スタートが良かったと思う)
八方池に降りてみると・・・!
美しい景色に見とれていると、あれよあれよという間に雲が湧いてきて・・・
その後一気に雲に包まれた・・
ガスが晴れなかな〜と40分くらい待機したけど無理そうだったので諦めて唐松岳に向かいます。
ちゃんと見れたのは20分くらいだったと思う。こりゃゴンドラで見に来てもだめだわと痛感した。
唐松岳山荘まではいつものことだけどほぼガスの中の登山で、まあおかげで涼しくてよかったですw。
ここからはざざっと写真で振り返ります。※と思ったら登り中の写真ほとんどなかったw
かなりゆっくり登って10:30くらいには唐松岳頂上山荘に到着。この日の宿泊1番乗りでした。
山頂はガスかかってたし、もともと登頂意欲が低いのでw、暇つぶしに持ってきたロープとDLしておいたyoutube動画でロープワークの練習を。
時間がありあまるので付近を散策したりして
コーヒー飲んだり本を読んだり昼寝したりのんびりしてたら、夕方。日が落ち始めると雲も一気に沈んでいって、山荘前からは劔岳と立山連峰が顔をだしました。
夕焼け、星空、ご来光と山小屋に泊まる醍醐味を噛み締めた。
朝は天気もよかったので唐松岳山頂へ。立山連峰がばっちり見えて、さらにはきれいなブロッケン現象まで!よく見ると輪っかが二重になってる・・・!
山頂でずいぶんゆっくりして朝ご飯たべてコーヒー飲んで名残惜しみつつ下山。下山中もこの雲に突入するまではずっと天気よくて気持ち良かった。※暑かった・・。
そして標高2,100mくらいを通過するとやはり雲の中に入ってしまい、八方池はこの状態。
ただ、この日は山の日ということもあって観光客がめちゃくちゃいた!!
リフトを降りるのにも列に並ばないと行けない状態で、こんなに混んでる八方尾根は初めてでした。
下山後は八方の湯→コケモモでクラフトビールとピザ!!このために私は車ではなく自転車で来たのだ。
ここまでが一連の登山計画。八方池山荘に泊まって八方池を見に行くのは気に入ったのでこれからはこの方法にしようと思います。
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