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数年がかりのウソの効果

皆様は自分のお子さんにウソをついていますか?
ちょっとしたウソであれば、様々な事情やタイミングでつく事は多いと思いますが、
数年がかりの長期スパンでウソをつきつづける事は、親の忍耐力も試され、かつゲームのようにちょっとした頭の体操にもなります。
ここで、私が息子についている2つの長期スパンのウソをご紹介します。

1つめのウソはスタンダードな「サンタさん」について

サンタさんについては大前提として諸説ありますよね(笑)
小学校に入る頃になると、子供とのだまし合いが始まるのでは?!
我が家ではまだ息子がサンタさんの事をどう認識しているのか分かっていません。
もちろんそろそろ…とは思うのですが、10歳の男児はまだまだピュアな面もあり、ハッキリしないのです。
実は正体が分かっていて、プレゼントをもらいたいがために知らないふりをしている可能性もあります。
もはやだましているのかだまされているのか分からない、というスリリングな状況です。

もう一つのウソは…

実は、私の「年齢」を偽っています。
こちらに関しては息子はうすうすウソに気付いてはいるようですが、なかなか私が決定打となるミスを回避しており、半信半疑のようです。
上記の「サンタさん」の場合はクリスマスが近づいた時期の期間限定のだまし合いですが、年齢の場合は日常で影響が出ます。例えば…

・懐メロ
・数年前のニュース
・昔流行ったもの
・思い出話
・家族の話

などなど、普段の会話の中でつじつまが合わず、「あれっ?」と言われることが増えてきました。
例えば、息子がたまたま私の妹の年齢を話してしまった事があり、息子に「お母さんの妹なのに、お母さんより年上って、おかしくない?!」と指摘され、「お母さんは本当はお姫様で、事情があってじいじとばあばに育てられている」というウソを重ねるハメになるわけです。
これからは年齢と併せて元お姫様というふるまいも要求されます。
これは息子が本当のお姫様を知らないからできることではありますが…

息子が小さいうちは年齢詐称もそのまま通ってしまうので面白くも何ともないのですが、
成長していくにつれだんだん真剣勝負になってくるわけです。

デメリットとしては、あまり重たいウソをついてしまうと、バレた時に信頼関係が崩れてしまうというリスクがありますが、
あまり深刻でないウソについては、

・親の頭の体操になる
・演技力が向上する
・忍耐力がつく
・スリルを味わえる
・ネタバレをする時の楽しみができる
・子供の成長を感じる事ができる

などなど、ちょっとしたメリットをちりばめられ、
日常がゲーム感覚になるように感じています。
教育上どうなの?!というご意見はさておき、子供との生活のスパイスとして、ちょっとしたウソをつき続けるのも面白いかも?!と思っている今日この頃です。

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