１箱６０００円のお茶を飲んでみた
里帰り中の実家で、とんでもないものを発見してしまった。１箱５７８０円（税込）するお茶だ。その名もジェイソン・ウィンターズ・ティー。知人からもらったとかそんな感じで実家にやってきたらしい。普段２０袋入り５００円程度のお茶しか飲まないわたしにとっては１０倍超の強気な価格設定にひっくり返りそうになった＆「うちの親、何かに騙されているんじゃ…」という気すらしてしまったのだけど、よく考えると１箱３０袋入りなので１杯１９２・６円。そう考えると安いんだろうか。うーむ、よくわからない。ちなみに公式サイトは以下の通り。誕生から４０年、７０カ国以上で飲まれているらしい。
何はともあれ、せっかくなので飲んでみた。物は試し。味はウーロン茶がベースでスッキリ、飲みやすい。ウーロン茶のほかには「三大陸のハーブ」と呼ばれている（公式サイトより）レッドクローバー、ハーバリーン、インディアンセージが配合されているとのこと。なんか神聖な感じだ。そう言われてみれば、ふわんと鼻腔をくすぐる香りもなんとなく気持ちを落ち着かせてくれるような気がする。世界中から高級な茶葉を選んで使用しているとのことだが、残念ながら茶葉の違いを感じ取れるだけの繊細な味覚・嗅覚は持ち合わせておらず、よくわからなかった。でも身構えていた割にはクセが少なく、食後の一杯としてたしなむにはなかなかよさそうな気がする。あとはお客さんが来たときとかね、ちょっと良いお茶、ってことで。話題作りにもなりそうだしね。
じゃあわたしがこれを飲み続けるかと言われれば、答えは「NO」だ。少なくとも妊娠中は。ウーロン茶はカフェインを含んでいるし、レッドクローバーはエストロゲン様物質を含んでおり、妊娠中の女性が飲用した場合に与える影響は明らかになっていないとのこと（以下、厚労省のサイト参照）。なので実家にいる間に、たまにたしなむ程度にとどめておこうと思っている。
その後はどうかといわれると、「う～ん、やっぱり高いなあ」というのが正直な感想。身体にはよさそうだけど、こういうものは継続してこそ効果を発揮するものだとも思うので、たまに飲む分にはあまり変わらないような気がしている。しかしこれ４０年も続いているということは、愛用して飲み続けている人達がいるということか。やっぱりそう考えると、飲み続けると目に見えた効果が感じられるんだろうか。。嗜好品というのは面白いなあ。