記事一覧
カラスノエンドウに集まる生きものたち
みんなのにわの雑草は、初年度はネコジャラシ、2年目はコマツヨイグサ、3年目はカラスノエンドウが目立ちます。毎年変わっていくのが不思議です。
カラスノエンドウは、ほかの植物から光を奪うという点で嫌う人も多いですが、土も乾燥しないし、コマツヨイグサほど被害を与えないので春の野草として好きな人も多いようです。アブラムシなどを食べてくれる益虫も観察できます。
根のまわりのコブに「根粒菌」といわれる土壌微生
カラスノエンドウ:烏野説豆
Vicia angustifolia
道ばたや畑などで春早くから、小さな紅紫色の花を咲かせるつる性の野草。
葉は羽状複葉で小葉は長さ2~3cm、葉の先は巻きひげとなる。果実が熟すと黒くなることから、カラスと名づけられた。果実は、炒め物などの食用になる。本州~沖縄、ユーラシアの暖温帯に分布する。ソラマメ属。