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絶滅に向かって

寒さと暑さ、どっちのほうが耐えられるかと聞かれても答えは人それぞれです。

しかし長い人類の歴史をふりかえってみると、こんな高熱に晒されたことはないのでは・・・と思うくらい毎年夏の気温が爆上がりしてます。

寒さだったらいくらでも工夫できると思うんですよね。

外がどんなに寒くても耐久性のある建物のなかだったら人は熱を起こして暖かい空間を維持できる技術があります。

しかしそれが逆になって、外側が灼熱の場合に中の温度を下げ続けるのは、熱を起こすより難易度が高い気がします。

たとえば極端な想像だけど、凍てつく世界でも薪と火さえあれば熱は存在できるし、その方法は原始人でもやれた自然界の素朴な方法なのに対して燃え盛る火焔の中で水が冷たいままではいられなくて、それを維持するには自然に任せたままでは不可能である程度テクノロジーが必要です。

いまはいちおうクーラーとかありますけど、このままどんどん外気が上昇していったらと思うとなかなか恐ろしいです。

体温を自力で起こせる生物にとって寒さのほうが調節が簡単なのは、当たり前のことかもしれない。

なので人にとってはマイナス50度の世界に放り込まれてもなんとか工夫して生き延びられるけど、プラス50度の世界に放り込まれたらお手上げ、という、やはりどちらが生命にとって致命的かというと気温低下より気温上昇のほうじゃないかと・・・

そんなこと考えてるとこの高熱の加速化が止まらなければ人類をあっというまに追い込んでくるんじゃないかと怖くなりました。

先日、オラファー・エリアソンというアーティストの展示を見てきました。

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エコロジーとアートをコンセプトに活動している北欧のアーティストです。

彼は1999年に故郷の美しい氷河の風景を上空から撮影しました。

その美しさが忘れられず、去年再びセスナに乗り込み、同じ風景を撮りに飛び立ちました。

しかし氷河は20年で激減していて、風景のあまりの変わりように彼は場所を間違えたのかと思ったそうです。

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こんなことなら、毎年撮影しておくべきだった、とつぶやいていました。

たとえばこれは、グリーンランドの氷がどんどん消えていってるというニュース。

海面上昇だけなら人間は引っ越せばいいけど、気温が上がり続けたら地球のどこに住んでもどうにもならないのではと思います。

どうしたらいいんだろう?と考えますが、生物多様性の維持と炭酸ガスを抑えることしかない、と前に読んだ絶滅についての本に書かれてありました。

そうなるとやっぱり植物を植えるしかないのではと思います。

その地域固有の植物を大事にして、なんとか増やしていけば、虫も動物も絶滅しなくてすみます。

環境を整えるとは、博士風の言い方をすれば微生物を増やして発酵する空間、圧の高い空間、マイナス電子が動く空間・・・

すべては法則だから、いろんな方法があります。

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自分にできる範囲で自分に合ったことやればいいだけなんですけど、やっぱり1人の力は限界があります。

もう止められないのかもなって半分くらいは予感してるところもあります。

地表は生存に危険な世界になって、人類は地下のドームとかに暮らすしかなくなるかもしれない。

そうなったときは仕方ない。

力及ばず・・・と情けなくも運命を受け入れるしかない。

いま普通に見ることのできる自然が、バーチャルでしか体験できない未来になったら、と想像してみます。

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悲しすぎていまから泣きそう。

この景色がなくなるなんてつらい。

自分に何ができるのかなあ???と考えますが、水槽のひとつやふたつでは何も変わらないことは確実なのでただつらいままです。

オラファーの展示を見たところで、多くの人はおそらく、めっちゃきれい!!と展示を夢中でスマホ撮影したあとFacebookかインスタにUPして、あとは環境のことなんか自分以外の誰かがやってくれると思って終わりです。

アートでできることはアートでしかなく、環境変えるのは実際の行動のみです。

いちばんは政治だと思うんですけど、何かもうそういうフェーズもこえて全体的にちょっと手遅れ感があるように思います。

困ったねえ、と首を傾げるしかない。

しかし自分が生きてる間に、なんとか自分のできることを・・・

そんな感じの夏の終わりです。

#日記 #エッセイ #アート #自然 #環境問題 #温暖化 

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