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「何者か」になろうとして、何者にもなれない人の正体とは?

こんにちは。万城目瞬(@0q_xney)です。
Webメディア「DopeZine」編集長をやってます。

「何者かになりたい。」そう言う人をたくさん見てきました。

自分も含めた彼らへ私の考えを述べたいと思います。

「何者かになりたい」時代?

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今の時代は個人が評価されがちと言いますか、SNSの普及により個人が目立っている状態だと言えます。

現実としては組織も個人も変わってはいません。評価されている人はされている。お金を稼いでいる人は稼いでいます。

ではなぜ皆が口を揃えて「何者かになりたい」と言うのでしょうか?

その欲求は狭いコミュニティと尊大な自己承認欲求から生まれるものだと考えます。会社、学校、SNS等々ちやほやされる人は目立ちます。一方で自分は何も求められず、「他人の評価= 自分の存在価値」という思想が植え付けられがちです。何も行動しない人は誰からも見向きもされません。

そこでから辿り着くのが「何者かになりたい」という考えです。
何者かになれば、他人から評価してもらえる。何者かになれば、自己承認欲求を満たせる。そういう考えからこのジレンマは始まっています。

未来の見えていない行動

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「何者か」になろうとしたうち実際に行動しようとします。ですが、行動する人は思い立ったうちの少数なのです。ある調査だとある事象に対して、行動する人が25%、継続するが5%の統計結果らしいです。
まず行動するまで100人中25人しかいない。その中で継続をするのは5人だけという調査結果です。

大半の75%は行動もせずに口だけ達者で、「どうせ自分なんて」,「明日から頑張る」などの言葉を用いて何も行動しません。おそらくこの人達は一生このまま何もしないで生き続けるのでしょう。
以前の私もここにいました。しかし一度地獄を経験した結果、行動すべきだということに気づきました。

行動した25%の中でも「未来を明確にして行動している」人は少なく、惰性で行動をしている人が多いと思います。結果として、実績を残せず辞めていくことになります。

行動するにはまず「未来を見据えた」上での行動を行う必要があります。
ではその未来とはなんなのか?その未来とは「自分が本当に求めているもの」です。自分を形成するもの、生き様を明確にする必要があります。

自分が本当に求めたものとはなんなのか。

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成功者の多くが、「何者かになろう」とした結果なったということはありません。彼らは自分の求めたものを追求して行動した結果、「何者か」になったに過ぎません。

著名なカメラマンもバンドもアーティストも、自分達の作る世界が世間に認知されることで「何者か」になったに過ぎません。

自分の本当にやりたいことはなんなのかを良く考えてほしいです。やりたいことが無いのなら「何者か」なんてならなくて良いです。なぜなら、中身がない「何者か」になんて誰も興味がないからです。

何も考えず、努力もせず、病んで、助けを求める。そんな人間に対して誰が評価してくれるでしょうか。

残酷かもしれませんが、若い人だろうと、おじさんだろうと「何者か」になろうとしている人はたくさんいます。しかし、大抵芽が出ていないのは、「何も未来も見えていない人たち」です。

さて本当の自分はどう生きていきたいでしょうか?

何を求めても物足りない人の性

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順風満帆にいっている人でも人間の性というのは恐ろしく、物足りているはずなのに、なにか物足りないと思っていまいます。

かくいう私も最近は本業の方もうまくいっており金銭面で困ることもありませんが、なんかお金はあるけど満たされないなーみたいなことを感じることがあります。だから自分の趣味である写真でWebメディアを作ってみたいと考え、Webメディア「DopeZine」を立ち上げました。

「何者か」になろうとすることを目的として考えるのではなく、「自分の生きがいとなるもの」を重視して行動することをおすすめします。

例えば、私の場合は自分の写真技術をもっと高め、Webメディアをもっとより良いものにするために日々活動をしています。

まとめ

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「何者か」にならなくてよい、自分の望む明確な未来を実現するために、自分らしく今を行動するのがよいのではないでしょうか。

今若くして悩んでいる人が多くいると思いますが、若いうちは率直に言えば何でもできますし、失敗してもよいと思うので出来るだけ行動してみてはいかがでしょうか?
私は以前人生最大級の失敗を経験していますが、今ではその経験は今の人生にとても教訓として活かされているものばかりです。

「何者か」ではなく「自分らしさ」を磨いていくことがより良い人生を送るヒントになるかと思います。

以上です。


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