メルフィーの構築について(初級編)

うわあああああああああああああああああああああああ世間のメルフィーの構築があまりにもひでえよぉ!

と思ったのでメルフィーの構築論をまとめます。ゆるふわな世界観とは裏腹に割とガチ目な思想で評価するのでその点は同意した上でお読みくだせぇ。

じゃあまずメルフィーって何するの?という本質について語ります。メルフィーは先攻で森のメルフィーズを立てて手札にメルフィーをサーチし、それをエンドフェイズ時に展開するデッキです。だから素早いが入ってようがネメシスが入ってようがスプライトが入ってようが全部メルフィーです。何ならデッキのメルフィーがメインEX合わせて2枚の場合すらあり得ます。デッキにメルフィーがたくさん入ってようが2枚だろうが森出してサーチして出す以上最終盤面に差はありませんむしろデッキ内の非メルフィーが多いほど最終盤面のメルフィー比率は上がります。まずここを理解しましょう。

次に論外なメルフィーについて。鉄獣戦線の入っていない獣軸メルフィーを私はメルフィーだと認めません。魚族軸やスプライト軸、ネメシスメルフィー等なら構いませんが、獣軸はダメです。ネタデッキとして握るのは否定しません。が、勝ちに行くつもりが1ミリでもあるならそれはメルフィーではありません。鉄獣を入れましょう。
"何故鉄獣が必要なのか"についてですが、これはシンプルです。獣軸メルフィーで森のメルフィーズを立てるには、レスキューキャットか魔獣の懐柔が必須になります。ではレスキューキャットや魔獣の懐柔で持ってくる、レベル2の獣族モンスターは『アマゾネスペット仔虎』『魔轟神獣アバンク』『鉄獣戦線 キット』『不屈の獣僕』しか候補がありません。『アマゾネスペット仔虎』はカードパワーが低く、メルフィーと相性が悪いため除外します。
『魔轟神獣アバンク』を採用する場合は『魔轟神獣ケルベラル』の採用がほぼ必須となります。そして両者ともに『鉄獣戦線 ケラス』との相性がとても良いことで知られています。よって鉄獣戦線の採用はほぼ必須です。
『鉄獣戦線 キット』は言うまでもありません。『鉄獣戦線 ナーベル』と、その効果で手札に加えるための、『鉄獣戦線 ケラス』が必要です。
『不屈の獣僕』に関しては『鉄獣戦線 ケラス』は必須とは言えないかもしれません。が、『不屈の獣僕』のみを採用する場合だとしても、他2種を並行して採用したほうがデッキとしてまとまりが良くなります。
また、メルフィーの展開効果は『鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ』との相性が非常に良いことでも知られています。これらから、私は獣軸メルフィーの構築において鉄獣戦線は必須だと考えています。

とりあえず初級編はここでおしまいにします。特に難しいことは書いていないのですが、ここまでで世間のメルフィーのレシピがどれくらい間違っているのかはお分かり頂けたと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?