【海外ネイル】カンボジアネイル視察①
先月、カンボジアの首都プノンペンへ行ってきました。
視察目的は
①美容スクール見学&講習
②現地ネイル市場・サロン調査
まず美容学校。
ご縁を頂き、プノンペンにある美容学校へお邪魔させて頂きました。
【Arya Vong Kim-Professional Beauty Salon】というカンボジア人女性オーナーの美容学校です。
私が運営している海外ネイル協会でどこまでお手伝いできるかの状況を確認して参りました。
この日は在校生に加え、すでにプロや先生として活動している卒業生も参加し、合計8名に講習させて頂きました。
まずは私がケアカラーのデモストレーションを。
カンボジアはネイルデザインのレパートリーがまだ少なく、(出来ないわけではなく、知らない。)
マニキュア一色塗りかジェルポリッシュ(ボトルタイプのもの)での一色塗りが主要とのこと。
手の支え方や道具の持ち方、普段の自分たちとの違いを見つけ、みんな懸命にデモを見てくれました。
「それくらいスキンダウンするのか。」
「エッジを塗るハケの動きが違う!」
着眼点が素晴らしかったです。
次は技術チェック。
(こちら先にしてレベル確認してからの方が良かったなあ・・と反省。)
ケアカラーの一連の流れを確認していきます。
ファイル・甘皮ケア・カラーリング・・。
手先は器用だし、流れはとってもスムーズ。
手の支え方や力加減などちょっとした「コツ」を伝えるとすぐ実践していたので、上達も早そうだな、という所感。
これはカンボジアだから、ではなく万国共通で、新しいスキルを学んだときはやっぱり「反復」が大事!
これから彼女たちに反復で習得してもらうかが課題だな~。
練習後は質疑応答。
基本的な事から日本では対応する事のない足爪の症状など・・相談や質問が意欲的に飛び出し、止まりませんでした。
根本的な「知識」「座学」の必要性も感じたし、
受講生の方が日々の中で「なぜ??」がこんなにも蓄積されている事にも感激。
まずは「なぜ?」の疑問や違和感を感じることが成長の種になると思うので、とにかく伸び代しか感じない!
どういう形になるかは今模索中ですが、長期的目線で彼女たちの教育に関わっていきたいな、と感じました。
日本の学校はネイル専科でも半年間くらい通うけど、
彼女たちは半年サイクルでヘアー・ネイル・エステ・・すぐ実践で働けるよう習得するそう。
成長スピード感と向上心がすごいですよね。
「手に職をつけて働かなければいけない。」大事なエネルギーです。
気は利くし、準備片付けは手早いし講習させて頂いてこちらが清々しい気分になりました。
アリヤ校長と。
めっちゃ美人!!と日本にいる身の回りの人たちが騒いでいましたが本当に見た目も心も美しい方。
私は今回の滞在で、アリア校長とこの学校の生徒さんにに出会えて本当に幸せです。
今年中に「カンボジアネイル教育チーム」と一緒に伺う予定です。
久賀田有紀
教員を経てネイリストに転職。
現在ネイリストとして働く傍ら、ネイルサロン2店舗経営、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修、商品開発を行っている。
㈱マニクリエーション代表取締役
一般社団法人海外ネイル協会 代表理事
【ネイリストと海外をつなぐ】海外ネイル協会 http://jnisa.com/
【銀座・京都ネイルサロン】maninail http://mani-nail.com/
【シニア向けネイル事業】えがお爪工房 https://egao-nail.jp/
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