「25歳からのひとりコングロマリットという働き方」読了。

この本は、こちらの方のnoteでおすすめされているのを見て読みました。

本書の要点をまとめると「一つの会社に依存するのではなく、複業としていろんな事業に取り組みましょう」と言えるでしょうか。

「複業」と「副業」との違いはこのような説明でした。

副業：本業がメイン、副業はサブ

複業：それぞれがメイン、独立している

生活の柱となる仕事をキープした上で、複数の事業を展開していく必要性についてわかりやすく解説されています。

＜本書の中での複業のポイント＞

・それぞれが独立し、なるべく遠いジャンルの組み合わせ

・副業のようにたし算ではなく、スキルのかけ算で

・売り上げが少なくても長く続くビジネスを

複業に取り組む上で「これからの自分戦略に必要な五つの要素」として、以下の5つが挙げられていました。

1　仕事
2　プライベート
3　自己管理
4　人脈
5　資産管理

最近私がぼんやり考えていたことを明確に言語化してくれたので、スッと自分の中に入ってきました。

「3　自己管理」とは、納得できる環境は周りや会社が用意してくれるのではなく、自分の力で作ることです。

作業効率を上げる・締め切りを決めて取り組む、といったことは基本的なことに感じられますが、誰にも強制されずに自分で管理するのは案外難しいもの。

特にクラウドソーシングで仕事を始めてから、自分で納期や報酬を交渉し、作業ペースをコントロールする必要性を身にしみて感じています。

タイトルが「25歳からの〜」なので、入社3年目くらいの社会人に向けて、会社の上司や先輩の”常識的な”考え方に染まらないように警告しています。

五つの要素を人任せにせず、自分の頭で考えろ。

常識を疑い、古い考え方に染まるな。

後輩へのアドバイスといった感じです。

複業とはマルチタスクですが、それをトライアスロンに例えていたのがとても分かりやすかったです。

＜同時並行で取り組むことによる相乗効果＞

バイクで筋肉がつく　→　ランニングに活かされる

ランニングで体力がつく　→　水泳に活かされる

複業も、それぞれ違うジャンルでありながら経験を生かし、オリジナリティのあるアウトプットができるようになるのが理想ですよね。

3つのステップで初級編〜中級編〜上級編と分かれており、見開き1ページで1つのテーマなので読みやすいです。

2時間もかからず読み終わりました。

25歳からのひとりコングロマリットという働き方 ~仕事も肩書きもひとつじゃなくていい.~

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。