【オススメ漫画】やりたいことが見つからない人に勧めたい、人生を変える作品3選

「やりたいこと、向いていることが分かりません。オススメの漫画はありますか？」

今回は、そんなあなたに向けて、「やりたいこと」に気づき、背中を押してくれるような作品をご紹介します。人生観が変わる壮大なマンガです…乞うご期待！

正直、「やろうと思えばやれる」ことは無限にある世の中。

「やり方がわからないから…」そんな言い訳はできないくらい、今はGoogle先生やYouTube先生が優しく教えてくれます。

ただ、あまりに情報が飽和していることで、「どんなことが自分に合っているのか分からない！！」という状態になってしまう方は多いでしょう。

それが、「将来のやりたいことが分からない」に繋がっているケースも多いのかも知れません。

例えば進学の際に、「自分は○○の道に進む！」と既に決めている周りの友人を見たり…
就活の際に、スラスラと自分の志望動機を喋る周りの志願者を目にしてしまったりすると…

途端に、「自分だけ」が何も決まっていない人間に見えてくるものです。

でも、意外と「決めている人」も、心の中では本当にそれが自分に合っている道なのかと悩んだり葛藤しているもの。


初めはみんなビクビクして道に迷いながらも、「これでいいのかな」
「ほかに自分に合うことがあるのかも」と思いながらも、まずは、やってみている。そうして、少しずつ前に進んでいるのかも知れませんね。

さて、お待たせしました。

皆様に今回ご紹介したい漫画は「今際の国のアリス」です。

今際の国のアリス (1) (少年サンデーコミックス)

Netflixでも全世界的に大人気になったデスゲームの本作。

原作となった漫画では、優秀な弟に対する劣等感を剥き出しにした主人公のアリスの死の淵での「驚異的な成長」が見逃せないポイントの一つです。

理不尽な状況下で、たくさんの絶望や裏切りを味わいながらも、生き抜こうとする力に、たくさんの勇気をもらえることでしょう。

「やりたいこと」と胸を張って言えることは中々見つからないもの。
それでも、前提条件が変われば、「スゴイ」と呼ばれる能力も、価値が変わります。

例えば…30年前は暗記力が頭の良さを表す価値でしたが、最近ではググれば解決する能力として暗記の価値は低くなっていますよね。

正解は決して一つではないのです。

「今際の国」での「生き抜き方」が、登場するキャラのバックグラウンドと共に頻出しているのが本作の魅力の一つではないかと感じます。

「揺るぎない自信を培いながら生き抜いていくこと」を学べる漫画であるとも言えるかもしれません。

「なんのために生きていくのか？」「何が自分にとって大切なのか？」深く自分自身のことを考えたいとき、ぜひ手に取ってみてくださいね。

選書・文章：御子柴
編集：moon(BOOK HOTEL 神保町支配人　三浦)