家族で旅行

自分の家族と夫、お母さん側のおばあちゃん、おばさん、いとこのメンバーみんなで広くて綺麗な宿に泊まることになった。

なんとなく部屋決めをしたが、部屋数が数え切れないほどあるので誰がどの部屋かはわからなかった。東側と西側の部屋の真ん中に真っ青な海が一望できるスペースがあった。

少し揺れたりもする。どうやら船上ホテルのようだった。

自分たちの部屋に入ると夫は仕事を始めると言った。じゃぁ私も他の部屋とか見てくるね、と別行動になった。お昼ご飯どうする?と聞くと、まーちゃんが作ってくれたお弁当があるよ、まーちゃんは?と聞かれたので私は嫌じゃなければ納豆ごはんだよ、と伝える。夫は納豆が嫌いだ。夢の中ではあっさりと、食べていいよと言ってくれた。

おばあちゃんの部屋に行く前にトイレに行った。扉を開けると右側に手荒い場、左側に洋式、真正面に和式トイレがあった。扉から1メートルほどしか間隔がない。チェーン店居酒屋のトイレみたいだった。手洗い場の下に子供用の男性用トイレがあった。誰か流してない人がいる。やだなぁと思ったその時、1センチくらい水の残ったペットボトルが床に落ちた。その瞬間船が揺れて、誰かの流してないものが掛かった。最悪。そのままゴミ箱に捨てた。

トイレを出てその話をお母さんに伝えた。めちゃくちゃ伝えづらいシチュエーションだけどどうしてもこの不快感を誰かに伝えたくてなるべくひどい顔をして喋った。なんとなく伝わった。

宿の中専用のラジオのようなものが流れた。アイロンヘッドの辻井さんともう1人は誰かわからなかった。この宿あるあるみたいなテーマで話をしている。すると先ほど私の身に起こったシチュエーションと全く同じ経験されているようだった。すごい!嬉しくなった。ついでに、手洗い場の中にかわいいスリッパがあるからセンサー式蛇口から出る水で濡れないように気をつけて取り出してというアドバイスをくれた。トイレに戻ってスリッパを取り出そうと思ったらやっぱり水が出てきて濡れてしまった。

トイレを通り過ぎたところにおばあちゃんの部屋がある。顔を出すとおばあちゃんが出てきて靴を履き始める。こんな小さかったっけ?と見下ろしながら、話しかける。小さな声でぼそぼそ喋ってる。靴を履き終わるとおばあちゃんは足早に何処かへ向かった。私もついていく。やっぱり小さいな、前も145センチくらいで小さかったけど、今は1メートルくらいしかないかも。明るくてハキハキとよく喋る太ったおばあちゃんの面影はなく、かわいいマスコットキャラクターみたいになってた。

おばあちゃんの向かった先。缶ビールや焼酎などお酒が山ほど積まれている棚を指差していた。これが欲しいと言っているようだった。おばあちゃん今からご飯なんだよ、と笑いながら諦めるようになだめた。

なんとなくみんなで廊下に集まって、さぁ今から食事処に行くぞという時に、奥の部屋から団体の年配男性がゾロゾロ出てきた。え、いたの?

苦手な親戚のおじさんが紛れた50人くらいの集団。

最悪!私たちだけだと思ったのに!






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寝る前韓国版テラスハウスを見たのが影響しましたね!

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