吉本新喜劇の人が怖い形で出てくる夢

ダンスを通じて仲良くなった2人と難波に遊びにきた。

せっかくなので大通りで自撮りをしようとした。

シャッターを押そうとすると、男の人二人組が声をかけてくる。チャラチャラしてて愛想はない。

どうやら芸人の卵で吉本興業の系列のスマホショップの店員らしい。

撮ってあげましょうか?と言われる。

新しく買ったiPhone12proだし人の手を借りずに撮れるんだが、まぁ好意で言ってくれるし撮ってもらうことにした。

いきますよー、3.2.1!

その瞬間、スマホを地面に投げつけられた。

買ったばかりのスマホケースの金具が散らばった。

え、なにするんですか?怒りを含んで尋ねると

片方の男が、マニュアルでこうするって決まってるから、と答えた。

多分それで笑う観光客がいるんだろうな、と思ったけど壊れたからにはケース代を払ってもらうか、なにかしらのケースに替えて欲しかった。とりあえず店長さんと話すことになった。

金髪のひょろっとした男で、目の覚めるような青いTシャツを着て、黒のサングラスをしたド派手な店長さんだった。この店舗じゃなくてもう一つの〇〇店なら、新しいスマホケースに替えてくれると教えてくれて、規約書みたいな白い用紙を持たせてくれた。見かけのせいか、案外まともに対応してくれるんだな、と思った。

その店舗につくと、年配のおじさんおばさんが4.50人位いて、全員ヤンキー座りをしてこちらを見ていた。今思えば、それを見た瞬間に逃げたらよかったのかもしれない

一番初めに声をかけてきたのは島田珠代だった。島田珠代はそこの店長だった。笑いかけてくれるけどめちゃくちゃ怖い人なんだろうなという印象を受けた(現実はめちゃ好き)

ここにきた旨を話しても特に対応してくれる様子はなかった。

油断をしてるとスマホにかける防水スプレーみたいなものを顔面に掛けてきた。焦った。

え!これ顔にかかっても大丈夫なんですか?と咄嗟に聞いてしまった。

大丈夫大丈夫〜とニヤニヤしながら珠代は答える。絶対やばい。

怖さと苛立ちで、手に持っていたカエルを、珠代の近くにあったヘビの入っている桶に投げつける。

ドヤ顔をして、いまカエル投げましたからね!と言ってみる。

みんなが一斉に桶に目線を向けると、ヘビはパクリとカエルを飲み込んでしまった。

私はすごく怖くなった。

自分とカエルを重ねてしまった。

逃げ去りたいと思った。

ふと、先ほどのド派手店長に持たされた規約書を手に握ってるのを思い出した。それを読んでみると、珠代に対応されると人生を変えられてしまう、と書いてあった。8番目のおじいちゃん(竜じいの写真だった)なら、人生を変えられず新しいスマホケースに替えてくれると書いてあった。

ああ、8番目のおじいさんに話しかければよかった、私は珠代に人生を変えられてしまうんだ、もう逃げられないんだと失望した。なんでこの用紙を読まずに店に行ってしまったんだろう、と後悔した。

目が覚めた。


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