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#ブックカバーチャレンジ5冊目

#ブックカバーチャレンジ

5冊目!ゆうこす著「共感SNS」

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この本についてはめちゃくちゃ沢山エピソードがあるんだけど、2月の俺のnoteにその顛末が書いてある。

丁度、「街頭技巧」を編み出して、これからやっていくぞ、という時期に書いた文章だ。

「AIと絶対に稼げない男とテクニックの話。」

https://note.com/mandokorotakano/n/nfa0b7098e3f7

「本好きの人は何をもって本好きなのか?また、「ゆうこす」の本が買えなかった問題の裏にあったもう一つの事情」

https://note.com/mandokorotakano/n/n98b9502f1593

前者の文章は自分で言うのもなんだが、面白いので有料noteである。

たまには俺に課金したってバチは当たらないと思うので是非課金して読んでみてほしいし、俺の明日の昼飯代の足しにしたいのでどうぞよろしくお願いします。

というのは置いておいて、とにかく色々な顛末があった中で、そのnoteを読み、俺を哀れに思った優しいファンの方の一人に頂いたのがこの本である。

当時、というか今もSNSの使い方や、目的について悩んでおり、昔の「仲間内の遊びの場」としてのSNSから、近年は「インスタを頑張る」「Twitterを頑張る」みたいな言葉も普通に出てくるようになり、いつしかSNSは「頑張らなければいけないもの」になってしまったことに違和感を感じながらも時代の波に逆らうことは出来ず、今更ながら「ちゃんとSNSに取り組もう」みたいな気持ちになっていた時期でもある。

SNSが遊びの道具から生きていくためのツールそのものに変わって来た感は確かにある。

遊びだったはずのインターネットは、いつのまにか生活インフラとして欠かせないものになり、そこで金を稼ぎ、生活する場所のようになっていた。

特に俺のような生業をしている者にとってはインターネット、とりわけSNSはそれなしでは仕事も成り立たない。
このコロナ禍でその方向性はさらに強まっていくだろう。

長くやっているからこそ、分からなくなることもあるものだ。

インターネットを使い始めて、約20年が経つ。
ここにきて「SNS=人生」の暗礁に乗り上げ中だったおじさんが、SNSの使い方を元アイドルの20代の女性実業家「ゆうこす」の書いた書物に求めたのである。

生まれた時にすでにインターネットがあった世代と、人生の途中からインターネットが出てきた世代とはおそらく考え方が全く違うのだろうと思ったのだ。

そこにはセルフプロデュースやマーケティングなど、おおよそ俺の人生で触れてこなかった「ビジネス」の世界がそこには広がっていた。

確かにめちゃめちゃ分かりやすく、簡潔にまとまっていて読みやすかったし、バカにも分かる。

が、感想はこの手のビジネス本や自己啓発本にありがちな「確かにその通りだし、そうやればうまく行くのは分かる!だけど、そもそも俺とお前は別人だし、実際に自分がやれるかどうかは別問題だよな。」としか言いようがなかった…

これまで生きていた中で、何度かマーケティングやプロモーションを仕事にしている人に会うと、それとなく「どうやったら俺は売れますかね?」と聞くようにしているのだけれでどもそれぞれ別の人、数人の人に言われた言葉がある。

口を揃えてこういう。

「政所さんという人間は面白いと思うし、コンテンツも豊富で生み出す能力も高いが、どうやって売ったらいいか分からない、難しい。」と。

いわゆるマーケティングを生業にしているような人たちが言うのだ。

「面白いけど売りにくい」

つまりマーケティングのプロでも俺という人間を世間に売るのはとても難しいことらしい。

現状の飯を食って生きていくのにギリギリの生活をするだけの稼ぎはあるのだが、例えば自分が物を作る上での施設や環境に投資したいし、新作の映画を見に行ったり新作ゲームを買ったりと文化的な生活をするためにもう少し稼ぎが欲しいのである。

バイト?会社勤め?

それは俺には向いてないし続かないのはわかってる。

しかしながら、俺がゆうこすの共感SNSを読み、テクニックを駆使し、セルフプロデュースを今更試みたところで、「売るプロ」達が口を揃えて「高野政所を売るのは難しい」と言うようなレベルなのに、「売る」ことに関してはド素人の俺がやったところでうまく行くわけがないのである。

つまり、俺をバッチリ売り出すことが出来る人間は最強のマーケティング、プロデューススキルの持ち主だということになる。

「おい!マーケティングのプロ!それにコンサルタント!悔しかったら俺を売ってみやがれってんだ!」

と言いたい所だが、そもそも「売れそうもない」「売り方がわからない」ような案件を、その道のプロが好きこのんでやる理由はないので、一人で静かに絶望した!

ありがとうの一言です。本当にありがとう!