2人で泣いた夜

エホバの証人のニュースが連日流れていますね。元二世の方は心穏やかでいらっしゃるでしょうか?

私はそうとも言えません。なぜならこんな酷い組織にいたなんてという意見、過去のトラウマが掘り起こされる苦しみがあるから
フォーカスされている「鞭と輸血」のほかにも沢山もんだいはあったのです
中でも辛かったのは会衆内でも教育格差があったこと、普通よりヒステリー気質の母の事でした。
輸血は身近なものではありませんでしたが拒否カードは毎年更新させられていましたし、鞭ももちろんありました。普通にベルトでおしりを打たれることもありましたが、感情のままに首を絞められたりお腹を蹴られたりしたことだってありました。

会衆内の格差については、
私は「厳格な姉妹」の娘だったので大学はいかせて貰えませんでした
仲良くしていた子は国家資格が取れる大学に通わせてもらっていました
会衆の流れは「早く自立して少しでも宣教奉仕に励むこと」でしたから母の行動は賞賛されるものでした。
私は母の言うように市立の進学校にすすみ、簿記もパソコンの使い方も知らないままにアルバイト生活を始めることになりました

それから10数年たって今こうやってメディアに取り沙汰されてるのはこうした辛い思い出ばかりです
母への憎しみばかりです
組織への憎しみばかりです
組織が何を言っても赦しませんし許せません

遠方にいる姉とも話をするとやはり同じ気持ちでいることが分かりました。
お互いに辛くなる情報をみてしまったら、吐き出そうと約束しました。

エホバの証人二世の方々もどうか辛い気持ちになった時に味方になってくれる人が1人でも居ますように

では、おやすみなさい
#エホバの証人 2世  #輸血   #鞭

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