見出し画像

Introducing syrup16g

こんばんは。ダウニーおじさんだよ。
今日はsyrup16gのアルバムを私見でランキングしていきたいと思います。


はじめに

なぜsyrup16gを令和の今になって紹介したいのかというと、今が熱いからです。フジロックやライジングサンと精力的にライブをこなしておりセトリが古めの曲ですばらしく、数年前あたりから過去作品のツアーをやっていて解散前のシロップを知る者からすれば見逃せない時期に来ています。
逆を言えば二度目の解散の予兆なのではとかも思ったり…。

ポスト解散期

シロップを語るうえで、シロップが一度解散しているのを知っておいていただきたい。2008年に解散を経験しており、2014年から再結成しているが、音楽性は正直解散前を超えられてるとは思えない楽曲。個人的にはこの時期のアルバムはランキング外としていきますので、ご了承ください。
そうこのランキングはかつで伝説とされていた、完成された一期のシロップを中心に、令和のみなさまがシロップを聞き始めるなにかの指標になればと思います。

それではアルバムを5枚に限定して紹介していきたいと思いやす。

5位

代表曲は『生活』
ダウニーな人は『負け犬』や『土曜日』が名曲といったとこでしょうか。鬱みたいな人が聞くと安心してしまう曲が多く、暗いっす。個人的には生活のイントロがシロップを知った衝撃だったのでノミネートしておりますが、アルバム全体を通しては暗すぎてあまり好きになれないどす…。
でもアナログレコード盤を購入してしまいました。

4位

ヘルシー(ダジャレ)です。
代表曲は『正常』
こちらも暗いアルバムですが、暗さに狂気が感じられる暗さでそこそこ好きです。『不眠症』や『月になって』はかなり良い曲です。この時期にボーカルギターの五十嵐さんがmoonのギターを使用しており、私も欲しかったです。
解散ライブでの正常はまあすごいです。ベースのキタダマキさんの渾身のソロを拝めます。

3位

代表曲だらけ『神のカルマ』『天才』『空をなくす』
五十嵐氏の世界観や幼少期というか思考を垣間見れる楽曲が多く、若くして人生を分かってしまった天才のその後の堕落みたいな構成です。まあ好きです。
曲はハードなのが比較的多く、個人的には空をなくすがシロップ史上イチニを争うほど好きです。ライブでの定番ぶち上げ曲です。

2位

マウスのダジャレ
代表曲は『リアル』『INM』『My Song』とか。
全体的に明るさや希望といったものを垣間見るシロップらしくないといえばらしくないタイトルの曲が目立つ。あえて言えば、鬱な人の一時的な鬱抜けの様なやばい時期のアルバムのような出来。
『パープルムカデ』も衝撃をうけた曲でしたね。
名曲だらけなのは間違いないのですが、『Your eyes closed』は、いったい五十嵐氏に何が起きたみたいな歌詞です。夢を叶えてしまったアーティストの堕ちていく予兆を感じられたらあなたもシロッププロです(テキトー

1位

代表曲『翌日』『明日を落としても』
ランク外にdelayedというアルバムがあります。
そのアンサーアルバムみたいなアルバム。
delayedにはシロップ史上みなさんの大好きソングの『Reborn』が、収録されておりシロップ好きには欠かせないアルバムなのですが、個人的には盛り上がる曲が少なく好みではありません。
deadと込められたタイトルからもう何もかも遅いんだよ…というイガリンの悲痛な叫びが込められていると勝手に思っています。
このアルバムには私がシロップで一番好きな曲『Sonic Disorder』が収録されています。『これで終わり』も大変素晴らしく、夏の終わりに聴きたい曲史上1位です(そこは若者のすべてだろ…というツッコミは受け付けておりません 
明日を〜はもうシロップの鬱ソングの完成形です。このタイトルを安藤裕子ネキが聞いたら、「男ってそういうとこあるよね〜」みたいなリアクションをしていて、そうかシロップの世界観は(一部)女性には女々しさとしか響かないのかと気付かされました。
翌日というホープソングからの明日を落とす流れ、まさに完璧です。ほんと大好き。

終わりに


お気づきの方もいるかもしれませんが、わたしはシロップのハード目なロック曲が好きなのでこのようなランキングになっております。シロップの暗の部分を好む人にはもっと別なランキングになって然るべき。まあそこがシロップの魅力です。

実はsyrup16gはこの冬、遅死11.02と題したライブが行われます。このdelayedeadの楽曲中心なライブになる予定なためその布教活動的なnoteなのでした。
みなさん11月2日に日比谷音楽堂でお会いしましょう!


いいなと思ったら応援しよう!