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我慢の比重

我慢を普段からしていた。

我慢しない状態と言われると、
もう完全にフリーダムで、
時間もお金も場所もルールも全てを無視する感覚。

そんなこと、大人になったら
守ってくれる人がいないからできない、と
自分なりの社会のルールで律してきた。

小さい頃、
夏休みの宿題はしない子だった。
しなくても、生きていけると知ったから。
見兼ねた親や先生が、ほぼほぼ仕上げてくれた。

それでも進級できたし、卒業できた。
あの時も、我慢してたけど、
社会との繋がりに関しては、
全然我慢しなくても平気だと、平然としていた。

今も、そんなふうに我慢しない瞬間がある。
それは、浸る時。
美術館でうろうろする
プールや温泉に浸かる
瞑想や電車の中で目を瞑る

この、瞬間瞬間は、
時間も場所もお金も何も気にせず浸れる瞬間。

普段我慢している代わりの、大切な拠り所。

もし、これから我慢しない生活になったら、
この瞬間瞬間の浸りさえもできないくらい、
我慢の比重が増える気がする。

人に頼らない生活を作り上げてきて、
一人で楽しい時間の作り方を、
少しずつ作り上げてきている。

けれど、これは、
前にとても苦しかった、
会社員生活の時と同じなのではないかと、
疑問も出てくる。

お金と時間と場所とエネルギーの
我慢の比重を減らすことを、
これからしていく。

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