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人間はいかに世界を見るか?

人は五官と呼ばれる目、耳、鼻、口と舌、そして皮膚によって外部の情報を得る。獲得した情報が視覚、聴覚、嗅覚と味覚、そして触覚と一緒に五感と呼ばれる。目からの視覚情報は全体の80%を占めるという説がある。しかし、視覚を含めて感覚の情報量を測る方法はまだない。画像や音声ファイルをメディア媒体に保存してその情報量を比べることが可能ですが、それは感覚情報の計量にならない。脳の情報処理はエネルギーを消耗される。審美体験も脳内エネルギー消耗の量と関わるので、感覚情報の計量がないと深入りができない。筆者はこれを脳力として今後続けて議論していく。

では、一番多くの情報を獲得した目がいかに世界を見ているかを考えよう。

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https://www.think-sp.com/2013/08/07/tw-tyuushinshi/

このサイトは目の仕組みをよく解説している。

視覚範囲は視野という横長の楕円形で、中心視と周辺視があって中心視は2°の大きさしかない。中心視だけははっきり見える。視覚中心から離れると視覚が一気に衰えていき、曖昧になってぼんやりの画像しか見えない。この現象はカメラの結像とは全く違う。カメラの場合は、同じ焦点距離に写った景色がすべてはっきりの像となる。しかし、人間はいつも写真や絵を使って視覚の仕組みを説明する。これは誤解をまねかねない。

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中心視しかはっきり見えないので、タイトルの写真はこのように見える。

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実際に脳のなかの画像。

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人が歩くときに15秒間の視線軌跡。

https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/mobile-phone/walking

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中心視の範囲だけがはっきり見えるので、人間が見た景色はこれでしょう。

はっきり見える中心視がこれほど狭いのに、人は視覚対象を万遍なくスキャンすることをしない。輻輳眼球運動という方法で視線が常に小刻みに移動してものを見る。明らかに我々見ている世界は基本的にぼんやりで曖昧に極まる。容易にこのような結論ができる。つまり人間が見た世界は虚偽の世界である。世界は脳が少ない零細な視覚情報を処理して作り上げた世界である。しかし、我々はそれに気づいていない。

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これは脳が作り出した景色である。

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人如何看世界?
人出生后通过五官和皮肤接受外部信息。五官是眼,耳,鼻,口,舌。通过这些器官,人得到视觉,听觉,嗅觉和味觉,还有通过皮肤我们获得触觉,这些感觉被称为五感。经常听人说,通过视觉获得的信息量占感觉器官获得的全部信息的80%左右。不过这个比例值得怀疑,因为我们还没有一个将感觉信息定量的方法,除非把信息变换为数字数据记录下来,然后比较记录媒体的容量。即使这个比例无法确定,但视觉信息比其它感觉器官得到的信息量多得多是无须怀疑的。大脑处理信息需要消耗能量,而消耗的能量和审美体验密切相关。如果没有感觉信息的计量单位就无法深入研究。我把计量称为脑力以后继续探讨。

现在来看看我们是如何观看世界的。

人的视觉范围是一个椭圆区域,只有中心一点点的部分大约2°角范围内才能看得清晰明确,一旦离开这个范围,清晰度迅速下降变得模糊不清。这一点和照相机完全不同,照相机里面的景物只要处在同等焦距上就是同样清晰的。经常有人用景观照片或图片来解释视觉,这种做法容易引起误解。

既然视觉清晰范围如此狭窄,那么人是如何观看世界的呢?科学家用眼睛照相机记录了视线的移动过程,注视点在观看事物时不断地移动。因为只有视线短暂停留的那一刻和那一点视觉对象的那部分才是清晰的,可以说我们的视觉世界是一个非常模糊而暧昧的世界。我们看到的世界实际上是大脑对非常零碎的信息进行处理后的结果,是一个虚拟的世界,但我们对此没有自觉。






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