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生きること、生かされること。

1月は個人的に「生きること」「生かされること」について考える月です。

自分や父の誕生日月なのもあるけど、やはり17日前後はいろいろ考えます。

知人で被災した人はいなかったけど、もし生きていたら友だちになれた人がいたかもしれない。一緒に働く仲間になれた人がいたかもしれない。ということは常に思います。

美しい景色を見せてくれる神戸の街。たくさんの人たちの努力があってこそだということも忘れたくないです。そしてその努力が今も続いていることも。

でも、忘れたい人は忘れていい。忘れることで生きやすくなるなら。生きることが何より大事。自分を一番大事にしてほしい。わがままなくらいでちょうどえぇでと言ってあげたい。忘れた人の分まで覚えてる人がいるから、無理せんでいい。忘れない人、忘れる人、両方いてちょっとずつ凸凹をうめていければいい。そんな風に思うのは身勝手だろうか。

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生きていく指標として、大切な人に恥じない生き方というのがあるけれど、年が明け誕生日を迎え、17日を過ごすと、誰かのおかげで生かされていることを忘れないで生きようと思いなおすのです。

自分が楽しく生きることで、家族や友人など自分をとりまく人たちが少しでも幸せな気持ちになってもらえるように。それは友になれなかった、同志になれなかった人への「筋」のようなものにも思えるのです。

しかし……こうして書いておけば、だらしなくなったときに読み直して自分にカツを入れられるのでえぇね。初心忘るべからずならぬ一月忘るべからず。