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「差を埋める」のではなく「差に対応するスキル」が大事。

こんにちは!本日も備忘的に!

弊社はまなびの相談窓口を運営しています。下記、ご参照を。


さて、特性のある子にについて相談を受けることも多くあります。不登校のお子様も、背景に発達特性がある場合も多々あります。その中で、最近大事な観点だと感じることは次のことです。

・「子どもの能力の差」を埋めるのではなく、子どもが直面する「差に対応するスキルを習得すること」が大事だということです

例えば、教室において「不安」を感じやすいタイプの子はいます。そのような子が「不安を感じないようにすること」も大事ですが、それは一定の限界があります。お母さんが教室に付き添うこともできますが、いつまでもそれを続けるわけにもいきません。本質的には、その子が「不安に対応できるスキル」を身につけることが大切です。周りの子と比べて足りない部分を「埋める」のではなく、差があることを前提にして、その差に対して「子ども自身が対応するスキル」を身につけることのほうが重要です。

療育の世界では「コーピングスキル」という言葉を使います。コーピングスキルとは、諸々の外界のストレスに対応するスキルです。ストレス環境を軽減することも大事ですが、一定のストレス環境に対して、子ども自身が対応できるようになっていくことが大事です。

今日はこのへんで!

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