アメリカの女の子のなりたい職業が「大統領」になったわけ

自民党の新たな役員人事が発表され、4役が全員男性。平均年齢71.4歳という顔ぶれが話題となっていますね。

ただ、今まで日本ではこういった光景が当たり前のように受け止められていただけに、それを疑問視するような発言が個人のTwitterやメディアから発せられ始めたのは大きな一歩であると感じています。

少しこれに関係したお話しを一つ。

私がアメリカに留学していたのは2016年からでしたが、その年はちょうど米大統領戦イヤーであり、当時は現トランプ大統領とヒラリー候補が激しい舌戦を繰り広げていました。そんなある日、私は現地で保育園の先生をしているという方に出会うことがあり、会話の流れで「アメリカの女の子の将来の夢って何が人気なんですか?例えばお菓子屋さんとか、今時ならYouTuberとかなんでしょうか?」と聞きました。すると、

「いや、うちでは今年は大統領が一番人気よ。」という答えが返ってきたのです。

そこで私がふと思ったのは、

「日本だったら、総理大臣になりたいという女の子は一体何人いるのかな...?」という疑問でした。

「その職業に、私だってなれるかもしれない!」と小さい子が目を輝かせるには、やはり同じ性別や近い境遇の人がその座にいたり、挑戦していることが大事なのだと強く実感した出来事であり、自分自身もなんらかのロールモデルでありたいと願った日となりました。

今の日本はどうでしょうか。

女の子が、国のリーダーになりたいと思える社会でしょうか。

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