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旅とミュージカルと海外ドラマが生きる糧。 韓流も大好物だけど、韓ドラ見るとラーメン食べ…

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旅とミュージカルと海外ドラマが生きる糧。 韓流も大好物だけど、韓ドラ見るとラーメン食べたくなるのが困りもの。 徐々に仕事を整理しつつ、次のライフステージに向かう準備中。

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書くことは究極のサービス

10代の後半、季節の変わり目やその時の体調によって肌の調子が安定しない時期がありました。とはいっても、たいした症状ではなく、思春期特有の自意識のせいで、ほんの小さな肌の不調も充分悩みになりえただけなのですが。 病院に行くというほどでもない、でも気になって仕方ない、そんな状況です。ですから、いったい周囲の誰にその悩みを相談していいのか分かりませんでした。 悩んだ挙句、手紙を書いた 放っておこう、気にしないようにしようと思えば思うほど、だんだん悩みは膨らんでいきました。どうした

    • Honesty is the best policy

      ・子育てをするときに大切なこと2つときどき「子育てをするときに大切なことって何ですか」という質問をされることがあります。 子育てや親子関係についての情報は、世の中にたくさん溢れていています。 今後は時代の変化に合わせて、何が大切かも変わってくるかもしれません。 それでも、これは絶対変わらないんじゃないかと思う2つについて、書いておきたいと思います。あくまでも私的な観察の結果です。科学的なエビデンスはありません。いつか研究してみたら面白いとは思っているのですが。 ・嘘をつか

      • ここだけの進路相談(続編)

        進路相談をするとき、やりたいことが決まっていないという生徒には、好きなことを尋ねることにしています。基本的に、好きなことについて話をするとき、どの子の顔も生き生きして、声に張りが戻ってくるからです。 しかし、ここでも壁にぶつかってしまうことがよくあります。 生徒「好きなことですか。う~ん、特にないです。」 私「えっ、ひとつもないの? くだらないことでもいいよ。」 生徒「何が好きとか、あんまりない。」 私「スポーツやったり、楽器も習ったりしているよね。」 生徒「やってはいま

        • ここだけの進路相談:仕事は探すものではなく、向こうから迎えに来てくれるもの

          来週から塾で志望校を含めた進路相談会が始まります。 幾分、生徒とその保護者そして私という三者での進路相談会というのが苦手です。 保護者の方々は、医師や薬剤師など国家資格が必要な職業、公務員、安定した大企業へ就職できる大学への進学を希望することが多いです。でも、本人があまりピンときていない様子で、親が話すのを黙って聞いているなんてこともよくあります。また、親が勧めるから、成績がいいからという理由で、進路を決める生徒もいますが、そうしたケースは、生徒の表情ですぐにわかります。さ

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          分断を超える知恵

          ひとりの黒人男性が、白人の警察官に首を圧迫されて死亡した事件をきっかけに、人種差別に対する抗議デモ #Black lives matter がアメリカ中に広がり、盛んにメディアで取り上げられその波紋が世界に広がっているさなかに、この本が届いた。 「ステレオタイプの科学」 クロード・スティール著 「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちはなにができるのか 本書は、ある集団に対して社会が抱くイメージ(ステレオタイプ)が、人間のパフォーマンスにどのような影響を及ぼすのか

          分断を超える知恵

          自分の意見を捨てた理由

          他の人たちと意見を交換したり、自分が考えたことを発表したりすることは、とても大切なことです。 そうわかっていても、自分の意見を言うって難しいと感じることがありますよね。私は、高校時代のある出来事をきっかけに、自分の意見を言うことの難しさを感じるようになりました。それ以来、自分の意見は必ず周囲の様子に合わせて、他者に受け入れられやすいものを意図的に選ぶようになったのです。 私を変えた高校での出来事その出来事は、高校2年生の古文の授業で起きました。もう定年を間近に控えた年配の

          自分の意見を捨てた理由

          そっとしておくという応援の仕方

          どんな親でも先生でも、子どもの才能を伸ばしてやりたいし、できる限りの支援をしてあげたいと思うのはあたりまえだと思う。 もちろん、親も子も楽しんでいるうちはまったく問題がない。 でも、少し注意が必要だと思うのは、ほかの子より少しばかりできる子に対する、周囲の反応と期待のかけ方だ。 幼稚園児、習字を習う私は、幼稚園に入ると同時に習字を習い始めた。小学校に入る前に、文字の読み書きができるようにという親の配慮からだった。真新しい習字道具を買い揃えてもらって、近所の習字教室に通いだし

          そっとしておくという応援の仕方

          フィードバックを活用できる人できない人

          ・メタ認知メタ認知という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。メタ認知とは、自分の状況や状態、これからの目標とそれに対してできる行動や結果を俯瞰して内省することで、生活のあらゆる場面で不可欠なものです。メタ認知は、生きるための戦略といっても過言ではなく、ネズミでさえもこれを持っています。 ・フィードバックそのメタ認知が目標に沿ってきちんと育成されているかどうかは、模試やテストの結果に対する反応でわかります。テストの点数や順位、課題に対するABCなどの評価は、すべてフィー

          フィードバックを活用できる人できない人