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あの職場での最後の日。

深夜23時30分頃、 ようやく帰れそうで、 部屋を見渡して、 ベランダへ出る。 もう二度と、ここを見ることも ないのだ、と思う。 そうしたら、一瞬、 寄る辺のないような、 一人っきりになるような 不安な感覚。 どうして、ばあちゃんのこと、 思い浮かべた? 一瞬だけ。 でも、それでいいと思う。 そちらへ進みたい。

    • わたしへ

      退屈で退屈で仕方ないと思う。 教師をしていて、教え子に、好きなことをしなさいと、胸を張って言えないことに気づいて、仕事を辞めることにした。 それから、何をしたいか、何をできるようになりたいか、何が合っているか、ずっとずっと考えていて、進むことができなくて、 この場所を恨めしく思っているみたい。 きっと、進みながら、考える地点にいるのだよと思いながら、足踏みしてる。 なんだか、自分の考えに自信がなくなっているかも知れない。 しばらく前には、あんなに、自信があったのにね。 独

      • わたしに起こったことを記録しておく

        この生活で、段々と、わたしがわたしであることを、それほど大切に思えなくなっていった。 毎日を、大切だと思えなくなっていった。 朝は、今日こそはわたしらしく過ごすぞ負けないぞって希望を抱いて。 帰り道に、空虚な気持ちになって。 それを繰り返して、 だんだんと休日にも虚ろな気持ち、 戻らなくなっていった。 起きたくなくて、 いつまでもスマホの画面を見つめて。 考えたくなかった。感じたくなかった。 もう、わくわくすることはない気がして、 今まで大切に思っていた自分の考えも、

      あの職場での最後の日。