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YouTube動画解説:マナビ研究室

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マナビ研究室が公開しているYouTube動画の解説記事を集めています。動画の補足説明や、訂正などをしています。影機材・設備・編集・音楽などの情報も記録しています。
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2021年3月の記事一覧

研究者になるためには!?:#00043

 「研究者になる」といっても、どんな経緯でその仕事に就いたのかは、あまり知られていないと思います。マナビ研究室メンバーの「研究者にどうしてなったのか?」について紹介します。(小野堅太郎)  吉野先生は、九大農学部在学時から研究に興味を持っており、大学の先生の紹介で卒業後に九歯大で助手として採用されています。  船原先生は歯科衛生士として働く中で臨床のことで疑問を持って大学院に入学、そして博士号をとって九歯大に教員として来られています。  小野は九歯大在学時に生理学の面白

研究室の人々(どんな人が研究室にいるの?):#00042動画解説

00:20 研究室にはどんな人がいるの? 04:38 職位における教育業務の分配 06:24 職位と研究体制 12:00 勤務時間と服装 動画解説 知らない人は知らないであろう大学研究室の職位構成です。昔は「教授、助教授、講師、助手」でしたが、大学法人化に伴い、「教授、准教授、講師、助教」と変更されました。名前だけではなく、仕事の内容にも変更がありました。(小野堅太郎)  准教授とは教授に「准」じるということですので、教授を「助」ける「助教授」ではなく、教授とほぼ同等の地

超個性的な様々な生物の『歯』から生態を学ぼう!~歯の話~ 【動画解説】#00041

動画解説島倉千代子の「人生いろいろ」を想い出しながら、人生色々~♬、動物も色々、歯だって色々生えてるの~♬が今回の動画「歯の話④」です。 哺乳類は、基本的に異なる形の歯をもつ。でも同じ形の歯をもつハクジラもいれば、そもそも歯をもたないヒゲクジラやアリクイなどもいる。イッカク(ハクジラ)なんて左の門歯が伸びて角みたいになっている。 哺乳類以外は、基本的に同じ歯が並んでいる。でも異歯性のマルメタピオカガエルもいる。進化の過程で動物も色々になり、歯も色々になったんだ~。 補足

所変われば歯式変わる!~歯の話~【動画解説】#00040

動画解説 「所変われば品変わる」の慣用句をもじって「歯学部でも学ぶ歯式というものを、農学部でも学ぶよとてするなり」という気持ちで講話しました。 歯学部の学生は歯科医療のために、生物系学部の学生(の一部)は動物の色々なことを知るために「歯」について学びます。色々なことについては後の動画にてご説明します。  今回は、ヒトを含めた多くの哺乳類が異歯性である(形の異なる歯をもつ)ということを覚えてもらえたらOKです。 補足・訂正 動物にも、切歯(=門歯)や犬歯という言い方は使われま

簡単に解説!歯科と循環器疾患~心臓弁編~【動画解説】#00039

動画解説 今回は特に歯科で気を付けたい循環器疾患とその理由でした。 動画を後で見返して、いまいちまとまりきってないな…と思ったので、補足させてください。 補足・訂正 【心臓弁膜症】  何らかの理由で心臓弁に障害が起きる疾患。(障害:狭窄や閉鎖不全)→障害のある心臓弁に細菌が感染すると感染性心内膜炎 ・酸素と二酸化炭素を運搬している赤血球がうまく流れていかない:息切れ、チアノーゼなど ・一つの弁の動きが悪くなると、その手前の部屋に負担がかかる→胸痛、息切れ →心臓に負担がかか