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料理をしてくれる男性は優しいのか問題。

先日こんなツイートをした。

このツイートに友人から「マジ神!優しい♡」とリプライがついて、おや?と思った。これって「優しい」のか??はて???

(先に書き添えておくとコメントしてくれた個人を攻撃する意図は全くなく、あくまで「これって優しいのか?」というところに湧いた疑問について私がただ思考したいだけの記事です)

パートナーは確かに優しい

これも最初に書いておきたいんだけど、我がパートナーは確かにめちゃくちゃ優しい人で日常の色んな場面で「優しいなぁ」って感じるし、感謝することもたくさんある。

なのだけど、

「このクソ暑い中、餃子を焼いてくれたこと(しかもその前に買い物にも行きチャーハンも一緒に作ってくれたこと)」

は、優しいのか?というと、感謝する物事ではある一方で、イコール彼が優しいという図式にはならなかった。少なくとも私の場合は。

なぜなら共同生活において料理は「するもの」であり、どちらがするかは我が家の場合明確には決まってないため「料理をすること=2人のタスク」であり、料理をすること自体はタスク消化の物事でもあるため、それ自体が「優しい」となることは基本的に有り得ないからだ。

じゃあどういう時に優しいとなるか?

私にとって、料理することが「優しい」となるためには例えばこんな2つがある。

①相手の仕事が忙しくて物理的に料理ができないことを理解した上で、それなら今日は自分が作ってあげようとなるパターン

これは「料理をする」という行為そのものに掛かる「優しさ=思いやり」。2人のタスクだけど相手を思って自分1人のタスクにしようってなる場合。

②前に相手が◯◯を食べたいって言ってたから、今日のご飯はそれを作ってあげようとなるパターン

これは「作る料理の内容」に掛かる「優しさ=思いやり」。理由は何でもいいけど自分が料理を作るってなった時に、相手を思って内容を組み立てる場合。

いずれの場合も出発点が「相手」にあることが重要で、これが例えば「今日は仕事量的に余裕があるから料理しようかな」「今日は◯◯食べたいから作ろうかな」「今日何作ろうか迷うな…そういえば前に相手が◯◯食べたいって言ってたな」みたいに出発点が「自分」だった場合には「優しい」には当てはまらない。(それは結果として「優しいになっただけ」だ)

もちろん実際にはもっと色んな要素が複雑に絡んだりするので、厳密に「出発点が相手である=優しさの発揮である」とは言い切れないが、ざっくり説明するとこんな感じになる。

そして我々にとって料理は基本的に「家のこと=2人のタスク」であり、餃子を焼いてくれたこの日の彼は最近料理がちょっと楽しくなっていて、私のためではなく「冷蔵庫のありものを考えると餃子があると良さそう」との判断でスーパーで餃子をチョイスして料理をした経緯があるので、これ自体が「優しい」にはやはりなりづらい。(偉いとは思うし料理してくれたことには何度も言うがめちゃくちゃ感謝しているが、それでも)

「優しい=つつましい」なら分かる

ただ、この「優しい」が「つつましい」という意味なら話は変わってくる。

1 姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。
2 他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。
3 性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである。
4 悪い影響を与えない。刺激が少ない。
5 身がやせ細るような思いである。ひけめを感じる。恥ずかしい。
6 控え目に振る舞い、つつましやかである。
7 殊勝である。けなげである。りっぱである。

(優しいの意味をググった結果、上の7つが出てきた)

さっきからずっと書いてきている「優しい」が

「このクソ暑い中、餃子を焼いてくれた(しかもその前に買い物にも行きチャーハンも一緒に作ってくれた)にも関わらず「焼いただけだけど」と言ったこと

に掛かってるのであればそれは確かに慎ましいと思うし、その慎ましさを「優しい」と表現してるのであれば、なるほど確かに「優しい」かもしれない。でも多分友人はその意図では言ってないと思うので(だってそうなら「慎ましい」の一言で事足りるから)、やっぱり「優しい」は「優しい=思いやりがある」の意味合いが強いだろう。

男性が料理をする=「優しい」となる世界

今回「おや?」と思ったのは結局のところ

料理をしてくれる男性=優しい

という、世の中的にはまだまだスタンダードとされる捉え方に対して違和感を感じたからなんだろうなと思う。

一般的にはそうであっても、料理をしてくれる男性は私にとっては別に優しい男性でもなんでもない。(だって家のことは2人の仕事に他ならないから)

仮に明確な役割分担があって「料理が私の仕事」「洗濯が彼の仕事」となっていたら、その役割を越えて料理を手伝ってくれたとなりそれはイコール「優しい」といった評価になるが、今のところ我が家には(そしてこの先も間違いなく)そんな役割分担はなされないので、やっぱり「料理をしてくれる=優しい」にはならない。(ただしこれが私がPMSだったりで伏せってる時だったらまた話は別になる)

我がパートナーは優しい。けれどこの件に関しては「暑い中料理をしてくれたの神だろ」以上でも以下でもなく、優しいというよりはただただ偉く、素晴らしく、称賛すべきところでしかない。


そんなことを思ったのでつらつらと書いてみただけのnote。

我ながら面倒くさいなと思うけど、これを読んだパートナーの爆笑は誘えたので良かったことにしておこう。

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MANA

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わーいわーい^^
私を生き切る、使い切る生き方|「ない」を「ある」に変えるプロデュース会社 EXSENSE取締役|HSS型HSP&内向型|性質や生き方に合わせたヘルシーな働き方|趣味は筋トレの自分オタク|猫と星と天井が好き